《ニュース》

米軍がアフガニスタンから撤退した後、中国のハッカーがアフガニスタンの大手通信会社にサイバー攻撃を活発に行いました。サイバーセキュリティ調査会社インシキット・グループが9月末に発表した報告書で判明しました。

《詳細》

報告書によれば、中国政府の支援を受けたハッカーが、アフガニスタンの大手通信会社ロシャンに侵入し、個人情報などにアクセスした可能性があります。

サイバー攻撃は少なくとも2020年7月には行われ、その活動が活発化したのは、米軍がアフガニスタンから撤退し始めた21年8~9月であるといいます。

中国は情報を手に入れることで、アフガニスタンにいる米軍協力者やウイグル人などを突き止め、イスラム過激派のタリバンを通して、そうした人々を排除。アフガニスタンの中国化を狙っています。

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