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アフガニスタンの首都カブールにある国際空港付近で26日夜、大きな爆発が2回あり、米兵13人を含む70人以上が死亡、200人以上が負傷したと見られています。

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米軍のマッケンジー中央軍司令官によると、タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員が空港の入口付近で自爆テロを行なったとのことです。その後、別の複数のIS戦闘員が米兵やアフガン市民を銃撃しました。

また、空港入口から数百メートル離れたバロン・ホテルでも爆発が発生。米軍は、ヘリコプターを使って同ホテルからアメリカ人を空港まで移動させており、ホテルには国外退避の順番を待つアメリカ人が待機していました。

ISは26日、犯行声明を出し、「タリバン戦闘員を含む約60人を殺害、100人以上を負傷させた」と指摘。マッケンジー司令官は、「ISによる攻撃が続くと想定している」と危機感を示しました。

爆発が起きたこの空港は、日本をはじめとする外国政府が自国民らを国外退避させる出発地です。米軍の撤退期限が8月末に迫る中、今回の爆発により、各国の移送計画はさらに難しさを増しています。

また、バイデン米大統領は26日に記者会見を行い、米軍による救出作戦を継続することを表明し、米軍首脳部にIS指導部と施設を攻撃する作戦の策定を求めたことを明らかにしました。

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