2021年8月号記事

Interview

地域を発展させる「秘策」

広島県で活動する幸福実現党の水野廿日市市議、野村副代表が
それぞれの"同志"と、発展へ向けた提言・取り組みを語り合った。

地域の方と行政をつないで廿日市の魅力をPR!

もっと住みたいまちへ

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廿日市市町内会連合会理事

木村 直喜

Profile
1978年、広島県広島市生まれ。宮園地区自治会連合会会長、宮園っ子見守り隊。

廿日市市議会議員

水野 善丈

Profile
1991年、広島県廿日市市生まれ。広島県立廿日市高等学校、愛媛大学工学部卒。HS政経塾(第5期生)を卒塾後、幸福の科学宮島支部長。家族は妻と一男、両親。好きな言葉は「世に生を得るは事を為すにあり(坂本龍馬)」。3月、廿日市市議に初当選。

木村さん(以下、木): 水野くんと私は同じ宮園という団地に住んでいて、小学校の先輩後輩です。面識はなかったのですが、昨年、団地の交差点で90度のお辞儀をして、「おはようございます!」と全力で挨拶をする若者がいました。正直、何か「ヤバい奴」が同じ団地にいるんだな、と。

水野市議(以下、水): そうですね。オーバーリアクションでした(笑)。

木: でも話してみると気さくで、「ヤバい奴」から若くして消防団にも入る、「地域のために頑張っている若者」に変わりました。生まれ育った故郷に戻って、家族という新しい根を降ろし、これからという若い夫婦を応援しない理由はないと思っています。

水: ありがとうございます!

継承の意味もある子供向けイベント

木: 自治会の仕事は、福祉や防災、教育、地域安全など、ほぼ行政と同じです。行政の計画を最終的に「やりましょう」と判断するのは自治会ですが、逆に、地域がやりたいことを行政に伝える方が、連携も組めます。

水: そうですね。宮園親子会の事務局長を拝命し、木村さんや団地の方と一緒に活動していますが、地域のニーズが分かる貴重な機会です。若い世代やおじいちゃんおばあちゃんが孫を連れて来られる「参加型」のイベントを月に一度開催しています。子供たちが頑張る姿に、高齢者の方も元気になっていただけています。

木: 4月は主催者側も合わせて60人、5月は90人くらいが参加してくれました。「すごく楽しかったので、また違うイベントにも参加したい」などの感想をいただいています。団地では現在、65歳以上の方が38%。子供向けイベントも、活動の担い手の継承というビジョンがあって進めています。

水: 行政と現場の乖離の問題はどこでも生じています。議員として福祉総務課や地域政策課などとも話ができるので、「現場からはこういう声が出ています」などと伝えていきたいです。

木: 行政がつくったプランを現場に落とした時のシミュレーションができていません。豪雨で避難する際、要介護支援の方を避難所まで連れていく、責任の所在はどこにあるのかなどです。

水: 責任という言葉が出ると、議論が一気に進まなくなると聞きます。災害時の「要救助者名簿」や「ハザードマップ」などの峻別は行政にお願いしつつ、使い方は地域がそれぞれ考えたほうがいいですよね。成功事例ができれば、他の地域にも伝えられます。

「地域と共にある議員」

木: 選挙期間中に年配の支援者の方が言っていた、「水野は、今までの政治家にはないものを持ってる。腹がきれいなんですよ。だから皆、期待している」という言葉は、正にその通りだと思います。気付いたら、水野くんの明るさに出会う人が引き込まれています。不思議と応援したくなりますし、努力の結果、政治家になるという夢を引き寄せました。これからも皆で水野君を支えますし、「地域と共にある議員」を目指してほしいと思います。

水: ありがとうございます! 廿日市市は先進的な取り組みが多く、さまざまな可能性があります。宮島が有名ですが、歴史や文化も深い地です。牡蠣や農作物などの食べ物、工芸など、すでにある魅力を伝えていきたいです。地元の人の努力が生活の向上に繋がれば、住みたい人も増えるはずです。行政と木村さんのような地域の方の強みを合わせて、議員として「繋げる」役割を果たしていきたいです。

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宮園親子会で5月に開催した「ペットボトルロケットを飛ばそう」。

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〈左〉感染対策を徹底し、講師の指導の下、子供たちがペットボトルロケット作りにチャレンジした。〈右〉フラダンスの発表会も同時開催。木村さん。


広島から幸福実現党の精神を訴え続ける

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幸福実現党
広島県本部副代表

野村 昌央

Profile
1982年、広島県広島市生まれ。広島県立安古市高等学校、広島国際大学医療福祉学部卒。HS政経塾を卒塾(第6期生)。家族は妻と一女。好きな言葉は「夢なき者に成功なし」。

幸福実現党
広島県本部 財務顧問

福光 秀明

Profile
1948年、広島県広島市生まれ。広島商工センター郵便局長などを経て、現職。

福光さん(以下、福): 立党以来、ずっとここ広島で幸福実現党の主張を訴え続けてきました。広島は地方でも割と早い時期からデモ活動などを行っています。

野村副代表(以下、野): 2年前には、東京や大阪、名古屋などの大都市に並んで、「香港革命支援デモ」を開催しました。広島県内のほか、山口や岡山からも多くの方が参加されました。

福: 県内をまわり、さまざまなお声を聞いています。先日も、「初めて政治の話で意見が合った」と言ってくださり、後日、入党された方がいました。何度か訪問するうちに、支援者になってくださる方はたくさんいます。

野: その方は、先の大戦での日本軍を誇りに思われている方でしたね。「大戦はアジアを守るという大義があり、軍人は決して無駄死に、犬死にではなかった」などの幸福実現党の主張に賛同され、応援演説もしてくださいました。「正しい宗教観を持った宗教政治家が世に出てこないといけないんです」と熱く語られ、感激しました。

嘘をつけない政党と訴え

福: 幸福実現党の立党の精神をお伝えすると、理解してくださる方が多いです。「2009年、北朝鮮からミサイルが発射される中、自民党は何もできず、政権交代の空気があった。でも民主党では国難が押し寄せることは目に見えていた。だから立ち上がったんです」。こう話すと、皆さん納得してくださるよね。

野: 本当ですね。広島三区は買収事件の河井克行氏のお膝元ですが、直接知っている方も多く、評判は知りながらも河井陣営を支持してきた方もいました。「表立っては応援できないけど」と声をかけてくださる方も多いです。

福: バレなかったことは、なかったことになる。バレても、テレビと地元で頭を下げて、数年辛抱すれば、また選挙に出られる。今の政治はそういう世界よね。そんな中で、「私たちは毎日、お天道様に見られているという考え方で政治をやっていこうと思っています。正直・誠実でないと、神様に嘘をつくことになるんです」と、真正面からお伝えしています。

野: おっしゃる通りです。私は、中国共産党によるウイグル人の臓器移植問題を多くの方に知っていただこうと、活動しています。先日のセミナーでは、中共に宗教弾圧で迫害され、同じく臓器収奪のターゲットである、日本在住の法輪功の方にもお話しいただきました。その方は、内容があまりに壮絶過ぎて、事実なのに信じてもらえないことも多いそうですが、公式に話す場があり、ありがたいと言ってくださいました。

「喜びに生きる人」を増やしたい

福: 幸福実現党は日本だけでなく、世界の発展と幸福の実現を目指しています。今、新型コロナウィルスで世界的に経済が悪化していますが、コロナ以前から、広島など日本の地方都市は、危機に瀕しています。2014年、消費税増税の反対署名を商店街などを一軒一軒回ってお願いしていた時に、「8%になったらもうやっていけない。店を閉める」とはっきり言っていた店主さんがたくさんいました。「徳のある政治」を願っている人がたくさんおられ、それを実現できるのは幸福実現党だけですよね。野村さんにも強く期待していますよ。

野: はい! 私は「思いありき」だと感じています。皆様に喜んでいただきたい、幸福になっていただきたいという思いを強く発すれば、支援してくださる方も集まり、実際に、奇跡のような出来事も起きています。「人生を何のために捧げたいか」を真剣に考え、行動した人こそが、すごいエネルギーを発揮できるのではないでしょうか。広島で、喜びの中に生きる人を増やしてまいります。

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2019年9月、広島市の中心市街で「香港革命支援デモ」を開催。

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2020年4月、幸福実現党の国領豊太選挙対策委員長と共に、広島県庁などに「国際社会と連携して武漢ウイルス研究所等への査察を求める陳情書」を提出。