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中国はこのほど、宗教管理に関する法案を新たに施行しました。宗教への統制がさらに厳しくなることが予想されます。

《詳細》

5月1日に施行された「宗教教職人員(聖職者)管理弁法」は公布時より、「共産党員以上の厳しい高いレベルの忠誠が求められている」という疑問の声が、関係者から上がっていました。

施行前までは、中国の各地域にある宗教団体に認められれば、その地域の聖職者として登録されました。しかし施行以降は、中国共産党統一戦線部直属の7大宗教団体が認定しなければ、聖職者として認められなくなりました。そのため、政府機関に認められない「家庭教会」の牧師への取り締まりが厳しくなったと見られています。

さらに、「国家安全、公共安全に危害を与えること」「行政、司法、教育など国家機能への干渉」「海外からの教職の委任を受けること」なども禁止。まるで国内の宗教が海外勢力と結託して、国家転覆を計画しているテロリストのように扱われています。

今年9月にも、宗教への統制をより強める「宗教院校管理弁法」の施行が予定されています。

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