2021年6月号記事

大川隆法総裁 講演Report

世界を美しいものにしたいと思うし、
なってほしいと思う

大悟祭・『詩集 Leftover ─青春のなごり─』発刊記念対談「言葉・愛・呪い」

2021年3月23日 幸福の科学・東京正心館

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記念対談の本会場となった幸福の科学・東京正心館。

大川隆法・幸福の科学総裁は3月23日、東京都内の教団施設で、大川紫央総裁補佐と対談を行った。この日は1981年の総裁の大悟からちょうど40周年という節目の日。対談は『詩集 Leftover─青春のなごり─』の発刊記念として行われた。

詩集は、大川総裁が高級霊界から通信を受けて悟りを開いた「大悟」より前の、高校生、大学生時代にノートに書き留めていたもの。対談前には、大川総裁作詞・作曲による4つの最新曲(*)が初披露され、深い感動が会場を包み込む中で対談が始まった。

大川総裁は詩をしたためた40数年前の自身を振り返り、「時間・空間が止まって、その時の情景がはっきり見えるような感じになっているから、そんなものの見方をしていたんでしょうね。その時点で、見ているだけでなくて、時間を超えて遺そうっていうような気持ちが、たぶんあったんでしょうね」と語った。

詩集を丹念に読んだ紫央総裁補佐は、「先生の詩の特徴としては、普段何気なく私たちが見ているひとコマ、ほんの些細なひとコマですけれども、それが先生の中に行くと『永遠の一瞬』に変わる感じがします」と話した。

(*)「天御祖神の降臨」「沈黙の冬」「無心」「子守唄」の4曲。

「オスカー・ワイルドを指導していたんじゃないかな」

紫央総裁補佐は『Leftover』の中でも特に好きな詩として、少女を探して世界中を駆け回る少年の与え切りの愛の姿を描いた「小さなメルヘン」を挙げ、「最初に読んだ時に、オスカー・ワイルドの『幸福な王子』みたいな読了感を味わいました」と述べた。

すると大川総裁は、この詩は高校3年生の時に創ったものであり、当時はまだ『幸福な王子』は読んでいなかったと前置きして、「もしかしたら、オスカー・ワイルドが『幸福な王子』を書いた時、私、(天上界から)指導していたんじゃないかなっていう気はしてきた。だから同一視しちゃうんですよ」と明かした。

大川総裁は2019年にオスカー・ワイルドの霊言を行った際、冒頭の解説で「私は、若いころ、オスカー・ワイルドを読んだことがあります。(中略)それらの作品から、かなり影響を受けました」としていたが、実は、霊的に影響を与えていたかもしれないというのだ。

「心って、ここまで美しくなれるものなんだなって」

終盤、紫央総裁補佐は総裁の詩について、「心は目に見えないものですが、そこに美しさが広がっている。心って、ここまで美しくなれるものなんだなっていうことを感じさせていただいた」と話し、多くの人に詩集に触れてほしいと語った。

大川総裁は近年、矢継ぎ早に楽曲をリリースしているが、詩が基になっている楽曲も多い。芸術分野の発信が増えている点について、大川総裁は「今、『真・善・美』の美の世界を皆さんに新しくお見せしようとしているのではないかなと思います。(中略)世界を美しいものにしたいと思うし、なってほしいと思うし、そのためのささやかな力になれば幸いかなというふうに思っています」と話し、対談を締め括った。



【Book】

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『詩集 Leftover ─青春のなごり─』

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『詩集 青春の卵』

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『青春詩集 愛のあとさき』

詩集 私のパンセ.jpg

『詩集 私のパンセ』


いずれも大川隆法著。

詳しくは、幸福の科学までお問い合わせください。