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ミャンマー国営テレビは20日、民主派が16日に発足を宣言した「国民統一政府(NUG)」について、国軍が「非合法組織」と認定したことを報じました。

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ミャンマーでは今年の2月に国軍がクーデターを起こし、アウン・サン・スーチー氏率いる民主派の国民民主連盟(NLD)から政権を奪取して以来、軍の治安部隊による民主派への弾圧が続いています。

NUGとは、クーデターにより実権を掌握した国軍に対し、民主派議員による連邦議会代表委員会(CRPH)が新たに結成したものです。拘束中のスーチー氏を事実上のトップとしています。

国軍側は、自分たちこそ正当な政権であると内外に認めさせるのに躍起になっています。東南アジア諸国連合(ASEAN)が24日にインドネシアで開催するミャンマー問題を協議する首脳会議には、国軍総司令官であるミン・アウン・フライン氏が参加するとしており、「軍事政権」の既成事実化を図っています。

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