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イギリス政府は、保有する核弾頭の数を現状の180発から260発へと約1.5倍増やし、中国やロシアの脅威に対抗する計画を打ち出しました。
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イギリス政府は、16日に発表した中期的な防衛戦略「安保・国防・外交政策統合レビュー」で、「核の増強」を示しました。その中で、中国について「イギリスの経済安全保障にとって最大の脅威」としつつも、「ポジティブな経済関係の追及」を明記。インド太平洋地域については「経済的にも地政学的にも重要性が増している」として、関与を深めていくといいます。
イギリスは、潜水艦発射型の弾道ミサイル「トライデント」に、核弾頭を搭載し、常時1隻を遊弋(ゆうよく)させています。同国政府は今後、古くなった弾頭を交換するほか、新たに4隻の原子力潜水艦を建造する計画。原潜の核戦力を強化し、主として中国に対抗するつもりです。
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