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1945年にイギリスで発刊された『動物農場』。同書は、『1984年』で監視社会の恐ろしさを描いたジョージ・オーウェルが、恐怖政治を風刺した小説です。

『動物農場』の最大の特徴は、"登場人物"が動物であること。動物たちは、飲んだくれで怠け者な農場主の人間を追い出し、平等で理想的な共和国を築こうとします。しかし、いつしか、平等であったはずの共和国は、ある動物が独裁するようになって……。

本書は独裁体制を風刺していることで有名ですが、労働に従事する動物たちの姿も描かれています。コロナ禍で「働き方」が見直されている今、考えさせられるエピソードを紹介します。