要望書を提出する釈党首(右)と七海広報本部長。
幸福実現党は21日、安倍晋三首相に対し、「香港の『自由』『民主主義』を守る行動を求める要望書」と「『防災大国ニッポン』の実現を求める要望書」を提出した。
提出したのは、幸福実現党党首の釈量子氏、広報本部長の七海ひろこ氏。それぞれの要望書の内容は、以下の通り。
香港の「自由」「民主主義」を守る行動を求める要望書
幸福実現党は、9月に香港に関する同様の要望書を提出したが、11月の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官と習近平・中国国家主席の会談以降、香港警察の姿勢が強硬になっている。
民主派議員の逮捕、デモ参加者への実弾発砲、大学構内での催涙ガス弾やゴム弾の発射など、市民の生命が脅かされている。
こうした実情を鑑み、幸福実現党は改めて安倍首相に対し、香港の「自由」と「民主主義」を守るべく、具体的な行動や邦人保護の対策などを求める。
「防災大国ニッポン」の実現を求める要望書
今年の台風や豪雨は、日本の広い地域で河川の氾濫など記録的な被害を及ぼした。
近年の台風は大型化しており、防災対策は全国的に急務となっている。
幸福実現党は、安倍首相に対し「防災インフラの整備」と併せて「消費税の一律5%減税の推進」など、国民の経済負担の軽減を求める。
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幸福実現党 公式HP
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