2019年8月号記事

No. 082

山口敏太郎 X report

テレビなどで活躍する超常現象コメンテーターが
宇宙人、UFO、その他の超常現象をジャーナリスティックに検証する。

山口敏太郎

(やまぐち・びんたろう)1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオに多数出演。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

「現代のUFO学の父」と呼ばれたスタントン・フリードマン氏(画像はWikipediaより)。

著名なUFO研究家スタントン・フリードマン氏が5月13日に84歳で亡くなった。ご冥福をお祈りする。

「現代UFO学(Ufology)の父」とも呼ばれた彼は、ロズウェル事件を再発見したことなどで知られている。だが、彼は初めからUFOだけを専門にしていたわけではない。1956年にシカゴ大学で物理修士号を取得後、原子物理学者として、複数の企業で勤務していた。

しかし、空軍大尉によるUFO報告書を読み、「地球外知的生命体が何らかの手段を用いて地球を訪れている」という結論に至る。「ロズウェル事件」の再発見や「MJ-12文書」などの大きなUFO事件に関わり、懐疑派や否定論者との論争も行った。

代表的なUFO研究者の一人が亡くなったのは惜しいものである。これからも、この連載ではさまざまな最新のUFO事件や情報をお届けしていきたい。

次ページからのポイント

砂漠にいたのは「変形するエイリアン」!?

米軍が制定したUFO目撃時の報告ガイドライン

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