いよいよカダフィ大佐の退陣がカウントダウンに入っている。

中東の衛星テレビ・アルジャジーラは7日、カダフィ大佐が「自身と一族が身の安全を保証され、裁判にかけられないこと」を条件に、退陣に向けた全人民会議の開催を反体制派に提案したと報じた。

反体制派の中心勢力である「国民評議会」は5日、事実上の暫定内閣となる「危機管理委員会」を設置するなど大佐退陣後の体制づくりを進める一方で、今回の提案については、大佐の「名誉ある退陣」になるとして拒否している。

カダフィ側も、反体制派との対話を模索する三男サーディ氏が、後継者と言われる次男のセイフイスラム氏の経済政策を批判しており、一族は必ずしも一枚岩ではない。国外脱出を伴う退陣の実現はそう簡単ではなさそうだ。

日本政府は7日、遅ればせながらリビア制裁措置を決めたが、こうした国々に働きかけるべきことは多々あり、こうした政権を放置してきた国際社会の責任も省みざるを得ない。(由)

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