マイク・ポンペオ米国務長官はこのほど、全米商工会議所が主催するビジネスフォーラムにおいて、「インド太平洋ファンド」を設立すると演説しました。

アメリカの民間投資を呼び込むことに重点を置き、テクノロジーやインフラ、エネルギーなどの分野に1億1300万ドル(約125億円)を拠出し、順次出資を増やしていくといいます。

この米ファンドは、中国が主導するシルクロード経済圏構想「一帯一路」に対抗するためのものと言えます。ポンペオ氏は、演説の中で「私たちは決してこの地域の支配を目指さないし、他国がそうすることにも反対する」と語っています。