2017年9月号記事

大川隆法総裁 講演会Report

不条理や憎しみを乗り越える愛の力

「愛から始まる」

2017年7月9日 東京正心館

「『愛から始まる』 QA」

2017年7月11日 幸福の科学 総合本部

幸福の科学・大川隆法総裁の誕生日を祝う御生誕祭を記念し、法話「愛から始まる」"Starting from Love"が9日、東京正心館を本会場に開催された(写真)。当日の様子は、同グループの中継網を通じて、全国に同時中継された。

幸福の科学の愛の教え

幸福の科学の基本教義のひとつに「幸福の原理」があり、その具体化として「愛」「知」「反省」「発展」の「四正道」がある。その中でも「愛」の教えは重視され、愛をもらうのではなく、愛を与えることで幸福になれると説く。

とはいえ、現実の社会では、他人の評価に心が揺れ、嫉妬に苦しみ、互いの自我のぶつかり合いに悩むこともある。

大川総裁は「 智慧でもって迷いを破っていかねばならないが、智慧にも限界があって、どうにもならないこともある 」「 思ったようにいかない世界でありながら、この世の常識から、神の国の常識に近づけなくてはいけないというのが私たちの伝道活動 」として、愛には無限の深まりがあることを説いた。

行動の奥に「神の愛」を

さらに大川総裁は、国家間における愛の問題にも言及。北朝鮮や韓国では「日本を憎む」ことを教え込んでいるが、敵をつくることで自分たちを正当化する手法は幼稚であると喝破し、憎しみを愛によって乗り越えなければ、発展しないと語った。

最後には「 人間の行動であっても、行為であっても、言葉であっても、愛を表す言葉や行動、結果のなかに、神の愛がなかったら値打ちはないと知っていただきたい 」と、神の愛を探究し続けることの大切さを述べて締めくくった。

翌々日11日には、幸福の科学総合本部で「『愛から始まる』QA」と題し、3つの質問に答え、神の愛や本心について説いた(右写真)。