アメリカのトランプ大統領やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、北朝鮮の金正恩委員長、そして安倍晋三首相……。近年、大きな意思決定を行った一国のリーダーに対して、「ヒトラー」になぞらえて報じることが増えています。

一方、ドイツは、ヒトラー政権によるユダヤ人迫害について、70年以上経った現在でも、世界中の非難の対象となっています。そうした影響もあり、ドイツは欧州連合(EU)を力強く率いていくことができないでいます。

大川隆法・幸福の科学総裁は2014年3月、「第二のヒトラーは出現するか」をテーマに、ドイツの哲学者ハイデガー(1889~1976年)の霊言を行いました。ハイデガーは生前、ヒトラー政権の誕生後にドイツのフライブルク大学総長に就任したため、「ナチスに協力した」と非難されていました。

ドイツのメルケル首相は今月17日、米ワシントンでトランプ大統領と初の首脳会談を行う予定です。ドイツの未来を考えるためにも、本記事ではハイデガーの霊言に基づいて、ヒトラー政権について、改めて振り返ってみましょう。