街頭演説を行う、幸福実現党の候補者。
2016年9月号記事
ニュースのミカタ 9
政治
衆参で改憲勢力が3分の2
「9条改正」をリードする幸福実現党
今夏の参院選は自民党が勝利し、衆参共に改憲勢力が3分の2の議席を獲得。憲法改正の発議ができる環境が整いました。
これは、幸福実現党の言論が世論に影響を与えてきたことが大きいでしょう。 2009年の立党以来、同党は北朝鮮の核開発や、中国の軍事拡張に警鐘を鳴らし続け、選挙では必ずしも有利にならない国防強化策を訴えてきました。
今回の参院選で、同党が選挙区、比例区で過去最高の得票率を得るなど善戦したのも、「正論」が国民に受け入れられつつあることの証左と言えます。
とはいえ、「改憲勢力」の思惑はさまざま。喫緊の課題である憲法9条の改正ができるか、安倍晋三首相の信念が問われます。