2015年11月号記事

The Liberty Opinion 2

国際

ユネスコ記憶遺産 中国による「歴史ねつ造」追及 第7弾

10月4日から最終審議

南京は「登録」 慰安婦は「却下」 濃厚に

ユネスコ記憶遺産の最終審議が行われる、アラブ首長国連邦の首都アブダビ。

中国が「南京大虐殺」「従軍慰安婦」資料を、ユネスコ記遺遺産に登録申請している問題で、10月の最終審議で、ユネスコ側が「南京は登録」「慰安婦は却下」という結論を出すことが濃厚となっている。

ユネスコへの資金支出2位の日本と6位の中国の、どちらの顔も立てる形だ。しかし、どちらか一つでも登録されてしまえば、日本は国際社会で、「犯罪国家」の汚名を着せられ続けることになる。

14人で構成する国際諮問委員会(IAC)の委員は10月4~6日にかけて、アラブ首長国連邦で最終審議を行い、その結果を受けて、イリナ・ボコバ事務局長が登録の可否を決める見通し。