YouTubeで幸福実現党を紹介するムガール氏(写真中央)。

参議院選に数多くの政党が候補者を擁立しているが、混沌とする国際情勢について意見を発信している政党・候補者は少ない。唯一明確に発信しているのは、幸福実現党だ。

同党は、中国の拡張主義に警鐘を鳴らし、アメリカとイランの対立に代表されるような宗教対立にも、世界の平和と繁栄のために、日本が仲裁役として使命を果たすべきだと訴えている。

そうした中、同党創立者兼総裁である、大川隆法・幸福の科学総裁が7月5日、福岡国際センターで御生誕祭大講演会を開催。そこに参加したパキスタン国営テレビ局特派員のフマユン・A・ムガール氏がこのほど、自身のYouTubeチャンネル「HUMAYUN MUGHAL」で、講演の様子をレポートした( 今、日本で最も" アツい"宗教政党「幸福実現党」とは? 参照)。

ムガール氏は、パキスタン出身で、現在は福岡でイスラム文化研究会を主宰。パキスタン国営テレビのPTV News(英語版)の海外特派員も務めている。

動画では、大川総裁が、宗教にとどまらず、映画や政治など多岐にわたる分野で活躍していることへの驚きを次のように語っている。

「教祖の大川隆法総裁先生は、私から見れば、宗教家というより"監督"ですね。映画もつくる、音楽、作詞・作曲、すべてのありとあらゆることをやっている最高の"監督"であると思いました。宗教家だけじゃなくてクリエイターだと思うんですね」

また、信仰を持つ人が政治家になることの意義をこう語った。

「一番私が思ったのは、やっぱりシンプルな、『幸福』と考えた方がいいんです。ハピネス、全ての民族がハッピーになることは簡単なマニュフェストでありますから、あとどうやってやるか、純粋に素直に謙虚に、ピュアに、スピリチュアルな政治をやれば一番いいんだと思います」

動画の後半では、講演会の会場に駆けつけた幸福実現党の釈量子党首の様子も紹介している。

日本では、宗教に対する抵抗感が強い。ただ、世界のスタンダードから見れば、無宗教であることの方がむしろ非常識的だ。

今回のムガール氏のレポートは、政治家に宗教的素養がなければ、国際社会で起きている問題に対処できず、日本の孤立を招くことを教えてくれる。これからの日本には、宗教政治家が求められている。

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