アメリカのトランプ大統領が、UFOについて語った。

このほど、米ABCニュースのチーフ・アンカー、ジョージ・ステファノプロス氏によるインタビューで、最近、海軍パイロットによるUFOの目撃が増えていることについてどう思うかという質問に、こう答えた。

「確かに、私はこの件に関する簡単な会議にも出ました。彼らはUFOを見たのだと皆が言うけれども、私が信じるかといえば、まあ、特に信じないね」

さらに、ステファノプロス氏が「ETの存在」について知っているか尋ねると、次のように語った。

「われわれの優秀なパイロットたちが知っているだろうね」

「彼らは今までとはちょっと違うものを見ていますから。だから、われわれもこれをウォッチしています。あなたに最初にお知らせしますよ」

リップサービス付きの思わせぶりな短いコメントだが、ついにあのトランプ大統領がUFOについて考えを述べたと多くのメディアが伝えた。

大統領の発言に対して、ネット上には、「がっかり」「やっぱり」「彼もコントロールされているんだな」など、さまざまな反応ではあるが、多くのコメントが殺到した。

今年に入って、米海軍は、UFO目撃が増えていることを受け、パイロットが処分を恐れることなく報告できるよう、正式なUFO目撃報告のためのガイドラインを作成し始めた。

このニュースは世界中に発信され、大きな話題となったため、多くの人が現職のアメリカ大統領のUFOに関するコメントを期待していたようだ。

しかし、UFOを信じるとか信じないという言葉の裏には、宇宙人の存在という含みがある。

UFOや宇宙人というテーマは、地球の安全保障に関わる大きな問題であり、トランプ大統領といえども、軽々しい発言はできないだろう。

今回の発言は当たり障りのないものだったが、いずれトランプ氏も、このテーマに対して、真剣に向き合わなければいけない時が来るはずだ。(純)

【関連記事】

2019年4月8日付本欄 ポーランド元大統領が語る「エイリアンによる地球侵略」

https://the-liberty.com/article/15618/

2018年12月21日付本欄 アメリカの「宇宙軍」の裏ミッションとは? 背景にある米中の「宇宙人」事情

https://the-liberty.com/article/15244/

2018年12月号 ドイツ説法の前後に数多くのUFOが飛来

https://the-liberty.com/article/15028/