アメリカの対ロ政策の軟化? アメリカもロシアと協力して中国包囲網をつくるべき

2015.06.17

アメリカが、ロシアとの和解に乗り出した可能性がある。ケリー米国務長官は5月、ロシアのソチを電撃訪問し、プーチン露大統領と4時間にわたり会談。ケリー氏は、ウクライナとの停戦合意を完全に履行すれば、ロシアへの経済制裁を解除することもあり得るとの見解を示した。

ウクライナ問題について振り返ると、2014年2月、親ロ・ヤヌコビッチ大統領がロシアに亡命し、ウクライナに親米・反ロ政権が誕生。同3月にはロシアがクリミアを併合したため、欧米は対ロ経済制裁を科した。同4月、ロシア系住民が多いウクライナ東部が独立を宣言するも、ウクライナ新政府はこれを認めず、内戦が勃発。同9月、ウクライナと東部親ロ派は停戦に合意したが、実質上の内戦状態は今も続いている。

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