「日米戦はともかく、日中戦争は侵略でしょ」と言われたら?―― 左翼が言わない3つの日本人襲撃事件

2015.06.01

1940年ごろの勢力図(Wikipedaより)。

「アメリカとの戦争が自衛戦争だとしても、日中戦争は侵略でしょ?」と言われたらどうしますか?

戦後70年を迎えた今年、先の大戦での日本軍の評価について、国論が割れています。特に、支那事変(日中戦争)については、侵略者として日本を位置づけた「村山談話」をはじめ、日本軍は"悪魔の軍隊"であったかのような根強い意見もあります。

日本軍は、村山談話が言うように、"侵略者"だったのでしょうか。本誌7月号記事( http://the-liberty.com/article.php?item_id=9657 )では、支那事変(日中戦争)の国際情勢における背景をご紹介しております。本欄では、 日本軍が支那事変(日中戦争)に引きずり込まれたきっかけとなる、中国による日本人への襲撃事件 を取り上げます。

(1)南京事件(1927年3月24日)

まず初めは「南京事件」です。中国が主張する「南京大虐殺」とは別の事件です。

「南京事件」とは、中国大陸の統一を目指していた 中国国民党の軍(国民革命軍)が、南京を占領した際に、日本を含む外国の領事館や住宅を襲い、略奪や殺害などを起こしたもの。

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