習近平の黄昏? ─ Part 1 習近平の焦り
2026.06.29
写真:代表撮影/ロイター/アフロ
2026年8月号記事
習近平の黄昏?
絶大な権力を持つと言われてきた中国の習近平政権に「転換期」が訪れている。
contents
ベネズエラ介入やイラン戦争の勃発、ウクライナ戦争の長期化など、今年の国際情勢はまさに激動と言える。
世界が混乱すると、その状況を利用して入り込み、影響力を拡大してきたのがこれまでの中国である。だがなぜか、習近平・国家主席の存在感が薄く、日本が押し込まれるような事態も起きていない。
北京に引き籠る習近平氏の異変
習氏は、昨年11月の韓国訪問から半年以上外遊せず、ようやく今年初となった外遊先も北京から近い北朝鮮であり(以前は年4回程度の海外訪問)、もっぱら北京で外国要人をもてなしている。国内視察もめっきり減り、日帰り可能な近場ばかり訪問するなど、明らかに遠出をしなくなった。
一方で、今年最もメディアを賑わせている中国のニュースは「人民解放軍の大量粛清」であり、不穏な空気が漂っているのも確かだ。
習氏は来年秋の中国共産党大会で、「国家主席の4期目」に突入できるかの重要な時期を迎えようとしている。そして、目の黒いうちに「世界皇帝」になることを目指している。
しかし大川隆法・幸福の科学総裁はこう語る。「(中国は)警察国家や軍事にかけた金を、経済的に回収しようとしているのでしょう。世界的な支配戦略で回収しようとしているわけです。そうなると、かつてモンゴル帝国に支配されたような国家がたくさん出てくることになります。しかし、これは、"いずれ敗れる考え"ではありましょう」(*)。
本特集は習氏の周りで何が起き、どんな課題に直面しているのかをまとめ、理想と現実のギャップを見極めていく。
(*)『秦の始皇帝の霊言 2100 中国・世界帝国への戦略』
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
総覧
習近平の7大リスク
習氏が世界を制覇するなら、今直面している課題を乗り越えなければならない。
73歳になった健康不安
本誌12ページ
画像:Mirko - stock.adobe.com
壮絶な権力闘争
本誌12ページ
遅れる
「台湾の武力統一」
本誌12ページ
米軍の
斬首作戦の衝撃
本誌16ページ
アメリカに
AIで勝てない
本誌19ページ
画像:prima91 - stock.adobe.com
地を這うような
中国経済の低迷
本誌20ページ
米中間選挙の
トランプ勝利
本誌22ページ
台湾国防安全研究院 国家安全研究所所長 沈 明室 インタビュー
- 中国軍の大将の9割が失脚・失踪
- 台湾武力統一が8年も遅れた
- 中国軍の大将の9割が失脚・失踪
- 今秋はアメリカと台湾の未来を決める重要選挙
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