中国共産党の"秘密会議"で決まった異例の人事【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2026.06.22
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
中国共産党では、中央政治局会議が毎月開催されるはずだが、5月には何の公式発表もなかった(*1)。
ところが、金融監督分野や地方の要職から中央党校に至るまで、5月末から6月初めにかけて多くの重要ポストで人事異動が相次いだのである。
香港の新聞『明報』は、これらの重要な人事配置は、5月29日に開催された、ある中国共産党高層会議ですでに承認された可能性が高いと分析している。会議の内容は主に高層部の人事に係わるものであったため、当局は公表を見送ったとみられる。
(*1)2026年6月7日付中国瞭望
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