北朝鮮がウクライナ東部に労働者を送り、ロシアの後方支援に回る ロシアと北朝鮮の関係が新たな段階を迎え、日本も警戒すべき

2022.08.12

画像: 復興が進んでいるウクライナ南東部マリウポリ。

《ニュース》

ウクライナ東部で独立を宣言した「ドネツク人民共和国」のトップが、ウクライナ軍との戦闘で破壊された地域の復興を進めるために、北朝鮮の労働者を受け入れ、近く第一陣が到着する予定だと述べました。ロシアメディア「タス通信」がこのほど報じました。

《詳細》

報道によると、ドネツク人民共和国トップのプシーリン氏は、「北朝鮮の建設労働者は能力が高い」と語り、北朝鮮の専門家グループが現地入りし、必要な人数などを評価するといいます。

ロシアの駐北朝鮮大使が7月に、北朝鮮労働者の派遣に期待感を示しており、その頃にはすでに交渉を行っていた可能性が高いです。北朝鮮は同月に、独立を宣言したドネツク人民共和国・ルハンスク人民共和国を国家承認していました。

さらにロシアの国営テレビ「チャンネル1」はこのほど、北朝鮮が義勇兵10万人をロシアに提供するとも報じています(ロシア外務省はこの報道を否定しています)。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: ロシア  ウクライナ  ドネツク人民共和国  復興  安全保障  中国  北朝鮮 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら