真理の舞台になった歴史 [第5回] - イスラム最盛期を支えた神秘主義

2022.02.27

2022年4月号記事

真理の舞台になった歴史

幸福の科学学園で歴史を教える桜沢正顕教諭が、大川隆法・幸福の科学総裁が法話や霊言で言及した象徴的な歴史的事象について解説します。

第5回

イスラム最盛期を支えた神秘主義

桜沢 正顕


幸福の科学学園中学高校 募集広報主任 社会科主任 チアダンス部顧問

現在のイスラム世界は数多くの問題を抱えており、時代遅れな側面も数々見受けられます。しかしヨーロッパ諸国が停滞していた中世において、実は世界をリードする先進地域でした。

特に、8世紀から11世紀にかけての発展は目覚ましいものでした。その中心を担ったのがアッバース朝です。同王朝最盛期のカリフ(ムハンマドの後継者の意味)ハールーン=アッラシードの時代には、古代ギリシャの学問が広く研究され、神秘主義が隆盛しました。自らの心の内に深く穿ち入ることで、「ヘルメス思想」でいうところの「至高神」の声を聞き、それによって言語や宗教の違いを超え、世界最高度に発展した文明を形づくったのです。

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