「300〈スリーハンドレッド〉」 - リバティWeb シネマレビュー〔DVD〕

2021.01.28

2021年3月号記事

DVD

編集部がオススメする「今こそ観たい」映像作品。

コロナの影響で映画作品が続々と劇場公開延期となったため、

過去の名作をご紹介します。

Pick Up 2

巨大な全体主義に立ち向かう英雄たち

「300〈スリーハンドレッド〉」 2007年 R15+

「300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~」 2014年 R18+

紀元前480年。スパルタ王レオニダスの下に、侵略を目論むペルシア帝国の王クセルクセスの使者が服従の証を立てるよう要求しに訪れる。レオニダスはこれを拒否し、使者を殺害。迎撃を考えるもデルフォイの神託で非戦が決定され、戦わずしてペルシア帝国の支配下に入ることを憂えたレオニダスは、たった300人の重装歩兵で100万のペルシア軍を迎え撃つ─。

テルモピュライの戦いをリアルに描く本作。続編ではこの後のサラミスの海戦が描かれ、両作をもって当時の全貌が明らかになる。祖国ギリシアの自由を守るために無名の英雄が立ち向かったペルシアの全体主義は、闇宇宙の神の影響を受けていたことが、最新の「ゾロアスターの霊言」(*)で明らかとなった。あらゆる自由を奪い、民族や宗教弾圧を繰り返す全体主義国家・中国が世界征服を狙う今こそ観ておきたい、光と闇の戦い。

(*)2021年1月13日収録「ゾロアスター 宇宙の闇の神とどう戦うか」。

タグ: 2021年3月号記事  ラミスの海戦  全体主義  テルモピュライの戦い  ペルシア  スリーハンドレッド  300  スパルタ  英雄 

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