アメリカで進む黒人の保守化 民主党の"票田システム"が崩壊か

2020.09.20

民主党議員でありながら、8月24日の共和党全国大会でトランプ支持の演説を行うバーノン・ジョーンズ氏。提供:2020 Republican National Convention/ロイター/アフロ

《本記事のポイント》

  • トランプ大統領の就任以降、共和党支持を公言する黒人が増加
  • 差別反対を叫びながら、黒人を票田にしておきたい民主党の欺瞞が明かされつつある
  • 自助努力による「神仏の子」としての喜びこそ、差別をなくす心

全米に広がる人種差別反対の抗議デモ(ブラック・ライブズ・マター)を見ていると、アフリカ系アメリカ人の多くが過激なリベラルであるように思いがちです。

しかし、米ピュー・リサーチ・センサーが1月に行った世論調査によると、回答した黒人の43%が穏健派、25%が保守を自認しています。自らをリベラルだと答えた人は29%で、過半数にも及びません。

加えて実は、2016年にドナルド・トランプ大統領が就任して以来、共和党支持を公言する黒人が目に見えて増えています。

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タグ: 抗議デモ  黒人  自助努力  トランプ大統領  民主党  共和党  保守  有色人種  バイデン  偽善 

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