「北朝鮮は新しいステージに踏み込んでいる」 大川隆法総裁 大講演会「『正義の法』講義」
2016.01.10
世界100カ国に支部や拠点を持ち、今年で立宗30周年を迎える幸福の科学グループの創始者・大川隆法総裁が9日夜、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで、大講演会「『正義の法』講義」を行った。
会場に詰めかけた約5000人は、約50分間の講演に熱心に耳を傾け、講演の様子は、同グループの中継網を通じて日本全国に同時中継された。
大川総裁は昨年12月、自身2000書目となる『正義の法』を発刊。同書には、「イスラム国」をはじめとする中東問題の本質、自由よりも平等を重視する経済政策の誤り、国民の命より憲法を大事にする「立憲主義」の間違いなどが、分かりやすく記されている。
今回の講演は、この書籍の解説という位置づけで開かれた。
大川隆法著
幸福の科学出版
「ミサイルとして飛んでくることを意味している」
大川総裁は、国際社会を騒がせている北朝鮮の「水爆実験」について言及。日本のマスコミや政治家が、今まで通りの核実験に過ぎないと問題を小さく見せようとしていることに対し、それでは何の問題解決にもなっていないとして、次のように警鐘を鳴らした。
「 地震の規模が小さかったから原爆と変わらない、と言っていますが、それはある意味で、原爆の小型化に成功した可能性が極めて高いことを意味しています 」
「 もし小型化に成功したのであれば、これは核弾頭に付けられるので、原爆のままであったとしても、ミサイルとして飛んでくることを意味しており、異常な高温を発することができるので、水爆が起動する熱量まで高められることを意味しています。現時点で水爆として飛ばせるかどうかは別として、新しいステージに今踏み込んでいることは事実です 」
同グループは、大川総裁が初めて製作総指揮し、1994年に公開した映画「ノストラダムス戦慄の啓示」や、2009年に立党した幸福実現党を通じて、長年にわたって北朝鮮の核ミサイルの脅威を訴えてきた。
今月7日には、北朝鮮の金正恩・第1書記の守護霊を招き、水爆実験の成否やその真意に迫ったばかりだ。
平和ボケした既存政党は、中国の軍拡を含め、脅威を脅威とも認識できず、バラマキ政策で票を稼いできたわけだが、年を追うごとに、日本に迫る脅威は増大し続けている。
「愛してるから、黙ってられない」
講演に先立ち、会場では、今年で立党7周年を迎える幸福実現党(釈量子党首)が党大会を開き、夏の参院選で神奈川選挙区から立候補予定の、いき愛子・同党神奈川県本部副代表を含め、党幹部が挨拶に立った。
いき氏は、力強くこう訴えた。「学生時代は剣道に打ち込み、東京都大会では準優勝。七里ガ浜から江の島までの遠泳大会にも2回出場しています。この体力を生かして、情熱・行動力、30歳の若さを生かし、神奈川の支持者の皆さまと必ず参院選の勝利を果たしてまいります」
続いて、釈党首がマイクを握り、次のように話した。
「北海道から沖縄の離島まで回り、皆様の声を聞いています。ある港町の工場では、油まみれの手をしたお父さんが『これ以上、消費税が上がったら厳しくなる』と語られ、若いお母さんは『子供たちが自分に誇りを持てない教育でいいのか』と話されました。『愛してるから、黙ってられない。』私たちは、本当にこの国のお一人お一人を幸せにしたい。7月の選挙に向け、獅子奮迅、命を懸けて戦ってまいります」
なお、大川総裁の講演では、他にも、以下のような論点への言及があった。
北朝鮮が次に考えていること。
権力に屈しているマスコミの問題。
憲法改正に関する、安倍首相の「姑息な手段」について。
「安倍談話」の撤回について。
従軍慰安婦に関する日韓合意の評価。
「イスラム国」をどう理解すべきか。
スンニ派とシーア派の対立と、ホルムズ海峡の危機について。
天上界の本当の姿。
なお、この講演は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できる。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター
03-5793-1727(火~金10~20時、土日10~18時)
・同グループサイトの支部・精舎アクセス
【関連書籍】
幸福の科学出版 『正義の法』特設サイト
https://www.irhpress.co.jp/special/the-laws-of-justice/
幸福の科学出版 メインページ
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