タグ「中国」の記事一覧
2015.12.21
10億ドルでAI研究組織を設立 2045年問題を解決できるか
世界中で人工知能(AI)の研究が活発化する中、AIの非営利研究組織「OpenAI」がこのほど設立された。 主な設立目的は、AIが特定の企業に独占され、技術が悪用されることを防ぐことや、世界中の人々がAIの恩恵を受けられるようにすること。同組織は、AIの研究成果やプログラムに用いたコードなどを共有することなどを推奨している。 &nbs...
2015.12.13
中国がユネスコ記憶遺産の「南京」資料を公開 いつ資料のすべてを公開するのか
南京大虐殺記念館。 12月13日で、「日中戦争」を戦った日本軍が、南京城を陥落させて78年となる。 中国では、この日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」という国家記念日に定めており、毎年、反日セレモニーが行われている。昨年は、習近平・国家主席が演説し、国内外の注目を集めた。 国家記念日を前に、南京市公文書館...
2015.12.08
『南京』登録で重大な問題が発覚か ユネスコ記憶遺産について8日に会見
ユネスコ記憶遺産に中国の「南京大虐殺」資料が登録された問題で、この登録プロセスに重大な問題があったことが判明したとして、歴史問題に精通する藤岡信勝・拓殖大学客員教授と、釈量子・幸福実現党党首が8日午後1時から、東京・赤坂で会見を開き、その内容について発表する。 7日に報道各社に告知されたプレスリリースなどによると、今月2日、藤岡氏、釈氏らの...
2015.12.07
フィリピン次期大統領は「反中派」? 有力候補が資格停止で波乱
上院議会で演説するポー氏(画像はWikipediaより)。 来年5月9日に投開票されるフィリピン大統領選挙の選挙戦が熱を帯びる中、フィリピン選挙管理委員会は、支持率トップの有力候補である上院議員のグレース・ポー氏(無所属)の出馬資格を取り消したと1日、発表した。フィリピンでの在住期間が足りないためだという。ポー氏側は再審査を求める姿勢をとっている。 &n...
2015.12.06
中国がアフリカへ7.3兆円の支援を表明 経済依存は植民地への道
中国とアフリカ諸国が参加する「中国アフリカ協力フォーラム」の首脳会合が4日、南アフリカのヨハネスブルグで開催された。中国の習近平国家主席は会合冒頭の演説で、アフリカの発展を支援するために今後3年間で600億ドル(約7兆3600億円)を拠出することを表明した。経済協力を通じてアフリカ諸国への影響力を拡大させる狙いがある。 ...
2015.11.30
2016年 世界経済 -経済崩壊の中国が持つ切り札 ~ほくそ笑む習近平~ 特集 2016年 笑う首脳、泣く首脳
6月、上海株式市場の暴落で頭を抱える個人投資家。写真:ロイター/アフロ 2016年1月号記事 特集 2016年 笑う首脳、泣く首脳 安倍首相、オバマ大統領、習近平国家主席、プーチン大統領……。自分の生活とはあまり関係ないようにも見えるが、彼らの考えが、私たちの会社や生...
2015.11.30
アリババが香港有力紙買収 世界のメディアに伸びる中国の手
Rob Crandall / Shutterstock.com 中国の電子取引商大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)の創始者であるジャック・マー会長が、香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)の買収交渉を進めている。 マー氏は中国政府と近い関係にあると言われている。マー氏が経営権を握ることで、SCMPは中国当...
2015.11.19
人民元が国際通貨に向け一歩前身!? 欧州諸国は中国に媚を売るのをやめるべき
国際通貨基金(IMF)は11月末、中国の人民元を特別引き出し権(SDR)に加える見込みだ。IMFは、人民元に国際通貨としてのお墨付きを与えることになる。 ただSDRはIMFの公式準備資産であるものの、その存在感は薄い。2009年にも世界金融危機の対策の一環として、3000億ドル相当のSDRを新たに創出したが、ほとんど使われていない。またSD...
2015.11.17
シリア軍の化学兵器は中国製? 紛争地域への「大量破壊兵器」流入を止めよ
米共和党の大統領候補の一人であるベン・カーソン氏が、10日の討論会で「中国やロシアがシリア内戦に介入している」といった趣旨の発言をした。 その後、識者や対抗候補者に、「中国がシリアに介入している証拠はない」と、外交知識の欠如を批判された。 この批判に対してカーソン氏は、「中国軍が直接軍を派遣している証拠はないが...
2015.11.10
慰安婦問題を責める前に、中国は自国の女性の人権侵害を解決せよ
急速に進む少子高齢化に歯止めをかけようと、中国はこのほど「一人っ子政策」を廃止し、すべての夫婦が2人まで子供を持てるようにした。国家が子供の数を決めること自体おかしいことだが、今回は、一人っ子政策によってこれまでにさまざまな人権侵害が行われてきた実態を紹介したい。 中国は、1950年~60年代にかけて、「産めよ、増やせよ」の出産奨励策を実施...