カテゴリ「世界」の記事一覧
2016.04.19
「オバマ大統領の広島訪問」米各紙が後押し どの国に核廃絶を求めるべき?
(画像は adrigu / flickr ) ケリー米国務長官の広島訪問を受け、アメリカの有力紙が次々と、オバマ米大統領の広島訪問を促す社説を掲載している。 ニューヨーク・タイムズ紙は、「広島から核なき世界へ」という社説を掲載した(13日付)。「ケリー氏が地ならしをした以上、オバマ氏が、現職大統領として初めて広島を訪れるこ...
2016.04.15
韓国総選挙 レームダックの朴大統領 「奥の手」は「禁じ手」
韓国で行われた国会議員の選挙(総選挙)で、過半数の議席(151)獲得を目指していた朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる与党・セヌリ党は122議席にとどまった。 逆に、最大野党の「共に民主党」が123と議席を伸ばし、第一党の座を得た。第3勢力の「国民の党」も38議席と躍進。残りの任期が2年を切った朴政権のレームダック(死に体)化が加速することは避...
2016.04.13
北朝鮮の軍大佐、韓国への亡命 金正恩体制の内部でおきる変化
Attila JANDI / Shutterstock.com 韓国政府は11日、北朝鮮の軍幹部と外交官が、昨年韓国に亡命していたことを明らかにした(11日付産経新聞)。 亡命した軍幹部は、朝鮮人民軍の偵察総局で、韓国への工作活動を行っていた大佐。昨年7月8日に韓国に亡命したという。偵察総局は金正恩第一書記が直轄しており、北朝鮮軍の...
2016.04.11
中国企業がギリシャ最大の港買収 「軍港化」へのシナリオとは?
ギリシャ最大の港・ピレウス港(Milan Gonda / Shutterstock.com) 中国政府の国有企業である中国海運最大手の中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)はこのほど、ギリシャ最大の港であるピレウス港を買収する契約について、ギリシャ政府と正式に調印した。 契約は、習近平指導部が指導したという。 ...
2016.04.06
「香港のアカデミー賞」受賞映画はフィクションではない
2014年9月「雨傘革命」の様子。写真はWikipediaより。 今年の香港の映画作品賞は時勢を反映したものとなった。 「香港のアカデミー賞」と呼ばれる香港電影金像奨の授賞式が3日に行われ、自主制作映画「十年」が、最優秀作品賞を受賞した。 この映画は監督5人が共同で制作し、昨年12月に公開された。5話の...
2016.04.05
新政権発足のミャンマーは民主化半ば
Nadezda Murmakova / Shutterstock.com ミャンマーで約半世紀ぶりの文民政権がスタートする。 昨年11月の総選挙で圧勝した国民民主連盟(NLD)による新政権がいよいよ発足した。軍による独裁政権から新政権に代わり、その舵取りに注目が集まる。 事実上政権...
2016.04.02
香港政府が独立を目指す活動家に「法的措置」で牽制 香港の自由と繁栄を守れ
香港では、中国からの完全な独立を目指す動きが活発化している。今年9月の議会選挙を見据えて、若者らが中心になって「民族自決、香港独立」を目指す「香港民族党」がこのほど設立を宣言した。 香港特別行政区政府はこうした活動家に対して、「香港は譲渡できない中国の一部である」として、「中国からの完全な分離を求める活動に対しては、法的措置もありうる」と脅...
2016.03.30
次々と人が行方不明になる中国 G7サミットは議論するチャンス
中国のWebサイトに、習近平・国家主席の辞任を求める匿名の手紙が掲載されたことで、サイト関係者や著名コラムニストなど20人が行方不明になっている。中国の治安当局に連行された可能性が高いという。 問題となった手紙は、3月4日、政府系のニュースサイト「無界新聞」に掲載された。内容は、「親愛なる習近平同志、我々は忠実な共産党員だ」と始まり、経済低...
2016.03.29
日本、台湾、香港の「黙ってられない」若者たち - アジアの自由と平和は私たちが守る
2月28日に渋谷で開催された「愛してるから、黙ってられない。 We Love 日本」デモ。 2016年5月号記事 日本、台湾、香港の「黙ってられない」若者たち アジアの自由と平和は私たちが守る 今夏の参院選から、18歳以上の若者が投票できるようになる。しかし例年、若年層の投票率は低く、「若者は...
2016.03.23
ハリウッドでも中国色強まる 日本が発揮すべき「ソフトパワー」
ハリウッド映画で、中国色が強い映画が増えている。 例えば、公開中の映画「オデッセイ」にも中国の影がちらついている。「オデッセイ」は、火星に取り残された宇宙飛行士の奮闘と、彼を救い出そうとする仲間たちを描いたSF映画。中国国家航天局が救助の重要な役割を担い、中国人も数多く登場する。 ある映画評論家は、「まるで米中...