2015年9月号記事

HSU論壇

「経営の成功」から個人および社会の幸福へ

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)
経営成功学部ディーン

鈴木 真実哉

(すずき・まみや)1954年生まれ。早稲田大学大学院修了。聖学院大学政治経済学部教授。専門の金融論のほか、理念経済学やシュンペーター、ハイエクなどを研究。共著に『カオスの中の貨幣理論』(雄松堂出版)、『金融入門』(昭和堂)、単著に『格差社会で日本は勝つ』(幸福の科学出版)などがある。

今春4月に開学したハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)では、「経営を成功させる」という結果に責任を持つ新たな経済学を探究している。 HSU「経営成功学部」ディーンの鈴木真実哉氏が、この新しい経営成功学の目指すところを論じる。

HSUには「人間幸福学部」「経営成功学部」「未来産業学部」の3学部がある。これらの学部名には「人間の幸福」「経営の成功」「未来産業の創出」という理念が込められている。 本稿では、このうち「経営が成功を目指すべき理由」について、いくつかの論点を柱に論じる。