2015年6月号記事
幸福実現党の設計図 2025
第2回
病院は黒字化できる
幸福実現党の政策は、「人は永遠の生命を持ち、世の中に貢献するために生まれてくる」という人間観、霊的人生観に基づいています。
政府に頼るのではなく、国民一人ひとりの自助努力が社会や国家を豊かにすることを理想とし、「努力すれば報われる国」を目指しています。
第2回は、医療政策の前編です。政府によるさまざまな規制で自由な経営ができない日本の病院は、実に7割が赤字に苦しんでいます。患者を救う使命を持つ医療者が、高いレベルの医療を患者に施せる環境を整え、病院の黒字化を実現するまでの道筋を考えます。
(編集部 小川佳世子、小林真由美/幸福実現党 政務調査会)
幸福実現党が目指す医療
国民の心がけ
国民一人ひとりが自分の健康に責任を持つ
病気の原因は、自身の「心」にもあることを受け止める
病気は自分の人生上の学びを与えてくれる機会と考える
病気の原因は「心」
自らの心を正すことで
病気を治す
病気の7、8割は「心」に原因があります。 生活習慣病も元をたどれば心のバランスの乱れが原因であることが多いものです。その意味で病気は、本人の人生課題を解決する機会にもなり得るのです。
病気を治す手伝いをしてくれる医療者に感謝しつつ、 基本的には「自分で病気を治そう」という心構えを大切にしたいものです。
医療者の心がけ
医療は患者の人生を立て直す奉仕の仕事
患者のニーズや状態に合った最善の医療を目指す
医療者として常に能力を高める
人の命を救い
人生をサポートする医療は
聖なる仕事
医療者の願いは「患者を救いたい」というものでしょう。 医療とは、患者の心と肉体の苦しみに向き合い、患者が人生の輝きを取り戻す手伝いをする聖なる仕事です。
患者にとって最善の治療を施すために、医療者は常に自分の能力を高める必要があります。医療制度はその切磋琢磨の中で、優れた治療実績を出した医療者が報われるものにすべきです。
設計図1 医療者が切磋琢磨し能力を高め合う環境をつくる
設計図2 医療の規制緩和で病院にマネジメントの考え方を取り入れる