アメリカは大富豪を多数輩出していることを以前本欄で紹介しました。その時示した2014年の世界長者番付のランキングでは、1位のビル・ゲイツ氏の資産は7.6兆円で、日本人トップで42位のソフトバンクの孫正義氏の資産は1.84兆円。しかも、ランクインした億万長者の約30%がアメリカ人で、日本人はわずか1.6%と、まさにケタ違いです。

先日の記事では、アメリカの繁栄を支えたのは「信仰」と「成功哲学」だと伝えましたが、日本からも数多くの大富豪を輩出するためには、具体的にどう努力していけばいいのでしょうか。

その方法の一つに、「習慣力」があります。

私たちは、大富豪の成功したという結果のみに注目しがちですが、彼らが立身出世して成功に至るまでには、コツコツとした努力や日々の習慣を確実に積み重ねていることがほとんどです。

今回は、アメリカ建国の父、ベンジャミン・フランクリンの習慣力について学んでいきましょう。