2014年9月号記事

法話抜粋レポート

神秘の世界に目を開くことの意味

「神秘学要論」

6月19日 幸福の科学総合本部

神秘学といえば、ヘルメス思想やグノーシス思想から、シュタイナーなどの神智学まで幅広い学問領域を指す。だが近年では、宗教的・神秘的要素がはぎ取られ、文献学としてのみ捉える傾向もある。幸福の科学大学(仮称・設置認可申請中)設立にあたり、幸福の科学の考える「神秘学」の体系が示された。

哲学から神秘性を取り去る危険性とは

神秘学を論じるに当たって、大川総裁は、精神と肉体を分ける「二分法」の考え方を示した、デカルトとカントについて触れた。両者は決して霊的世界を否定していたわけではないが、霊的世界を学問対象から外したことで、「神様がなくても世界を解釈し、説明できる」という思想が広がった。その結果、王権神授説的な考えは否定され、暴力的な革命が起こるのだ。

大川総裁は、ソクラテスやプラトンのような「哲学の祖」と言われる人たちは、自らの守護霊の声を聞く霊的体験をしていたとして、霊的素養を磨く方法を次のように語った。

「真理を受け入れて実践し、心を清らかにするための作法を、反省なり、瞑想なり、祈りなりを通してやっていく」

一方、霊的なものにのめり込んで日常生活と乖離し過ぎないよう、 「しっかりと真理の教学をし、信仰心を持って主と教団と一体になること」 を勧めた。

幸福の科学の霊言はいまだかつてない奇跡

幸福の科学の霊言は、神秘学の観点からも極めて興味深い現象だ。世界宗教の開祖は皆、霊的世界からのメッセージを受けていた。だが、イエスやムハンマド、モーセらは、霊言を送ってくる神や霊人が誰なのかについて正しく認識していなかった。

一方、幸福の科学の霊言は、対象の霊人を明確に特定している。こうした形での霊界通信は、 「極めて歴史上珍しい」「類を見ないかたちである」 と述べた。

実際、大川総裁の膨大な霊言は、内容や霊人の個性が多種多様であり、知識や創作でできるものではない。また、霊言で明らかになった真実や本音は、しばらく時間が経って現実化している。例えば昨年、シリア内戦への軍事介入を見送った際、オバマ大統領は「アメリカは世界の警察官ではない」と発言したが、実は就任前、オバマ大統領守護霊は「アメリカは世界の警察になるべきではありません」と語っていたのだ。

霊言集発刊の理由について、大川総裁は、 「多くの目覚めていない人たちに、霊的世界があることについての手がかりが与えられたらいいなという気持ちでやっています」 と語った。神秘の世界に目を開くことは、真実の人生を歩む一歩でもある。本法話を通して、素直な気持ちで神秘の世界の一端に触れてみてはどうだろうか。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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