2014年6月号記事

アメリカ人が語る 「日本の戦争は正しかった」
欧米こそ歴史の見直しが必要だ

特別編

釈量子の志士奮迅

世の中は変えられる!

国民が自分の頭で「歴史認識」を考えよう


contents


釈量子

(しゃく・りょうこ)幸福実現党党首。1969年東京都生まれ。國学院大学文学部史学科卒、大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。

2013年7月から幸福実現党党首。

釈量子のブログはこちらでご覧になれます。

http://shaku-ryoko.net/

「河野談話」の白紙撤回を求める署名運動におきまして13万筆以上が集まりました。誠にありがとうございました。

釈量子の守護霊霊言

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目からウロコ! 幸福実現党の新党首の秘密

大川隆法著

幸福実現党出版

1,400円(税別)

猛女対談

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腹をくくって国を守れ

大川隆法著

幸福実現党出版

1,300円(税別)

幸福実現党、かく戦えり

幸福実現党、かく戦えり
革命いまだ成らず

幸福の科学第五編集局 編

幸福実現党出版

1,050円(税別)

幸福実現党が昨冬以来、全国で進めてきた「河野談話」の白紙撤回を求める署名活動で、13万筆以上が集まりました。まず、ご協力くださった方々に心より感謝申し上げます。皆様の声は、内閣府を通じて安倍晋三首相にしっかり届けさせていただきました。

日本軍が韓国人女性を慰安婦として強制連行したとする「河野談話」に関して、近年、その作成過程で行われた「自称・元慰安婦」への聞き取りが、裏づけ調査のないずさんなものだったことなどが分かってきています。

その結果、多くの日本国民が、「長年、いわれのない不名誉を着せられてきた」と気づき始めています。産経新聞とFNNが3月末に行った世論調査では、河野談話に反する事実が見つかった場合、「新談話」を出すことに国民の7割が賛成でした。

今、「日本人は悪者だった」という戦後の「常識」を問い直す、重要な地点に差しかかっています。

日本統治時代を生きた韓国人が語った本当の対日感情

私は先日、日本統治時代の朝鮮に生まれた、韓国の方とお会いしました。この方は、満州事変、シナ事変、大東亜戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争の時代を生きてこられた、貴重な歴史の証言者です。

その男性は開口一番、「慰安婦の強制連行は100%ない」とおっしゃり、「この問題は、国民をまとめるために韓国政府が捏造したものだ」と断言されました。

当時の朝鮮についてお話を聞くと、「日本が朝鮮を虐げていた」とはとうてい言えないことが分かります。

近代化が遅れていた朝鮮の人たちは「日本の力を借りて発展しよう」と、日本に対して好意的な感情を持っていたそうです。その男性も、日本の統治を経験した台湾と朝鮮が、その後アジア諸国の中で際立った経済成長を遂げたことを見逃していませんでした。

朝鮮では日本軍に入りたいと希望する人も多く、その男性も自ら志願して日本の陸軍に入り、訓練を受けたそうです。朝鮮人の間でも祝福され、日本に行く時には壮行会も開かれたそうです。

また卒業時、模範生として、「優等賞」を贈られたそうです。数多くの日本人がいる中で賞に選ばれたことは、朝鮮人が日本人とまったく平等に扱われ、尊重されていたことを物語っています。

その男性は当時の経験を通じて「日本人の正直さ、潔さ、親切さは、人類で最も模範的だ」と考えるようになったそうです。

一方、歴史問題ではその親切で潔い国民性が、韓国や北朝鮮、中国の政府につけこまれている、という鋭い指摘もいただきました。男性は「なぜ韓国の老人がこんなことを言わなければいけないのか」と、唇をかんでおられました。これが、日本統治の時代を生きた朝鮮人が明かす、「歴史の真実」です。

自分の頭で「何が正しいのか」を考える

多くの日本人が、こうした事実を知りません。思い返せば私たちの多くは、学校の授業を通してのみ、戦前・戦中の歴史を見てきました。そして「日本はアジア諸国を侵略し、人々を苦しめた」と素直に受け入れることが、あたかも道徳的であるかのように考えてきました。

しかしその歴史観は、アメリカが「占領政策」として作ったものであり、日本政府の「河野談話」や「村山談話」も、外交上の面倒を避けるために政治的意図で書かれたのです。それらをう呑みにして、私たちが素晴らしい先人たちを恥じているのなら、それこそ非道徳的です。

今必要なのは、日本人一人ひとりが「当時何があったのか」を、良心に照らしてもう一度考えてみることです。

たとえば、歴史に関する本を手に取り、当時を知る人の話を聞いてみるだけでも、これまでの「常識」がいかに偏り、問題があるかに驚かされるはずです。多くの日本人に、そうした「驚き」や「ショック」を経験してほしいと思います。

日本人が、政府やアメリカなど「誰が正しいのか」ではなく、「何が正しいのか」を考える姿勢を持って初めて、この国は精神的に独立を果たせると言えるのではないでしょうか。