2014年6月号記事

アメリカ人が語る 「日本の戦争は正しかった」
欧米こそ歴史の見直しが必要だ

Part.0

現地interview 「八紘一宇」の意味は人類愛 カーディフ大学教授デービッド・ウィリアムズ……本誌P32

Part.1

Q.日本の戦いは「侵略」だったのか?……本誌P35

現地対談米ソが日本を開戦に追い詰めた日米開戦の舞台裏を描いた『OPERATION SNOW』の著者ジョン・コスター×幸福実現党外務局長 及川幸久interview日本はアジアに希望を与えた 元ニューヨーク・タイムズ東京支局長 ヘンリー・S・ストークス

釈量子の志士奮迅特別版  国民が自分の頭で「歴史認識」を考えよう

Part.2

Q.日本はナチスのように残虐だったのか?……本誌P46

現地interview A級戦犯はユダヤ人を救ったヒーローだった ユダヤ教ラビ マーヴィン・トケイヤー

interview 従軍慰安婦問題はおカネ目当ての虚構 テキサス親父(本名:トニー・マラーノ)

ガチンコ現地対談「慰安婦は性奴隷だ」vs.「米軍調査が否定」ニューヨーク州上院議員トニー・アヴェラ×本誌編集長綾織次郎

Part.3

Q.日本はアジアの植民地で搾取したのか?……本誌P58

地球的正義から歴史を見直せ……本誌P62

「日本は現代のナチス」──。中国の習近平国家主席は、世界中でそう喧伝し、「反日」機運を高めようとしている。韓国の朴槿恵大統領も、外遊のたびに「従軍慰安婦」問題を訴える。そして、アメリカの各メディアも、靖国神社に参拝した安倍晋三首相を「右傾化」と牽制する。だがいずれの批判も正しくない。なぜなら、「先の大戦で日本が戦かったことは正しかった」からである。それは単なる日本人の「弁明」ではない。欧米人からも同じ声が挙がっているのだ。今回は、そうした欧米の識者へのインタビューを通じて、欧米こそ歴史の見直しが必要であるという事実を確認したい。

(本誌編集部 近藤雅之、馬場光太郎、山本慧 / 取材・長華子)


contents


歴史問題で責め立てられる日本。そこには、常に「戦中の日本は悪魔の国だった」という前提がある。だがその批判の根拠は、戦勝国が東京裁判などで捏造した“つくられた"歴史だ。さらに言えば、捏造でもしなければ、戦勝国のほうが“悪魔"呼ばわりされかねないほど、日本の戦いには崇高な大義があった。「大東亜戦争」を支えたのは人種平等の理念だったと語る、イギリス在住の歴史家、デービッド・ウィリアムズ氏に、世界史における日本の戦いの意義について聞いた。

アメリカ 現地インタビュー

「八紘一宇」の意味は人類愛

カーディフ大学教授

デービッド・ウィリアムズ

(インタビュアー 長華子)

(デービッド・ウィリアムズ)

1948年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。カーディフ大学教授。ヨーロッパにおける現代日本の研究の第一人者。著書に、 Defending Japan's Pacific War: The Kyoto School Philosophers and post-White power(『日本の太平洋戦争を擁護する』) 、共著に The Left in the Shaping of Japanese Democracy(『左翼が形成してきた日本の民主主義』) などがある。

──いわゆる「太平洋戦争」には、どのような意義があったと考えますか。

ウィリアムズ (以下、 ): 先の大戦の本質を理解するには、「大東亜戦争」という表現を使うべきでしょう。 日本は戦争に負けはしましたが、連合国がどんなに「日本は間違っていた」と言おうとも、日本の戦いが、アジアにおける欧米の植民地支配の幕を下ろさせた事実は、誰も否定できません。

──国際社会では、「アメリカをはじめとする連合国が、日本のアジア侵略を阻止した」と受け止められています。

: その認識が誤りであることは、1919年のベルサイユ会議の時点で、すでに日本が人種差別の撤廃を提案していたことを考えれば分かります。ウィルソン米大統領によって却下されましたが、 国際会議の場で人種差別の撤廃を提案したのは、日本が初めてであり、歴史的なことでした。

ウィルソン大統領は南部出身で、政府の職員から黒人をすべて排除しており、この提案を受け入れられませんでした。

アメリカではその約30年後に公民権運動が起こりましたが、世界の人種差別をなくそうという流れは、日本から始まりました。その意味では、当時の日本は世界をリードしていたと言えます。

かたやアメリカは、先の大戦で、アジアにおける日本の権益を奪おうとしていましたが、そればかりか、イギリス、フランス、オランダの覇権も取り除きたいという帝国主義的な野心を抱いていました。今日における「アメリカ一極支配体制」は、そのときすでに始まろうとしていたのです。

(※)この特集記事のタイトルで使う、カッコつきの「常識」という表記は、間違って広まっている常識を意味する。