公開霊言抜粋レポート

「日本は中国や韓国に蹂躙されるんじゃないの」

大川隆法総裁公開霊言「宮崎駿アニメ映画創作の真相に迫る」

2013年7月26日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」などミリオンヒットのアニメ映画を次々と作り出している宮崎駿監督(72歳)。5年ぶりの最新作「風立ちぬ」が参院選の前日の7月20日から公開され、ヒットを続けている。しかし、公開に先立って東京新聞(19日付)で「改憲もってのほか」と大きく報じられるなど、政治的発言が注目を浴びている。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、これらの発言の真意を確かめるとともに、「宮崎アニメ」の創作の秘密を聞こうと、宮崎駿監督の守護霊を招きインタビューを試みた。宮崎ファンばかりでなく、情緒的なスタンスから「反戦平和」を唱える方々にぜひ見ていただきたい霊言インタビューである。

※「宮崎駿アニメ映画創作の真相に迫る」の映像は、7月27日より全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。また、書籍は8月上旬に発売予定。

投票2日前、東京新聞で「憲法改正反対」を訴えた宮崎駿監督

参院選投票日の2日前の7月19日、東京新聞が1面で「改憲もってのほか」「宮崎駿監督 いま声を大に」というタイトルで大きく報じた。宮崎駿監督のアニメスタジオ「スタジオジブリ」の小冊子に寄せた宮崎氏のメッセージを、「参院選の投票日前に読んでほしい」という内容だ。

以下に、その一部を紹介してみよう。

「憲法を変えることについては、反対に決まっています。選挙をやれば得票率も投票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほかです」

「もちろん、憲法9条と照らし合わせると、自衛隊はいかにもおかしい。おかしいけれど、そのほうがいい。国防軍にしないほうがいい」

「『戦前の日本は悪かった』と言いたいのかもしれないけれど、悪かったんですよ。それは認めなきゃダメです。慰安婦の問題も、それぞれの民族の誇りの問題だから、きちんと謝罪してちゃんと補償すべきです。領土問題は、半分に分けるか、あるいは『両方で管理しましょう』という提案をする」

これが単なる一個人の意見ならば自由だが、世界的に有名なアニメ監督の、しかも投票日2日前の記事ということになると、きわめて影響力が大きい。「宮崎監督が言うなら、そうだろう」と思い、安倍政権批判と受け取って、反自民票を投ずる人が増えるの可能性があるからだ。

宮崎監督の「自虐史観」は日本の将来を危うくする

20日から公開された宮崎監督の最新作「風立ちぬ」は、零戦の設計者、堀越二郎を主人公にし、世界の名機・零戦を生み出す苦闘と、恋物語を軸に描いている。その公開当日付の朝日新聞も、宮崎駿監督のインタビュー記事を大きく載せた。

「僕自身を含め、日本のある時期に育った少年たちが、先の戦争に対して持つ複雑なコンプレックスの集合体。そのシンボルが零戦です。日本は愚かな思い上がりで戦争を起こし、東アジア全域に迷惑をかけ、焦土となった」

などと、宮崎氏は複雑な胸の内を語っている。

宮崎氏はその後も「政治的発言」を繰り返している。27日の韓国・中央日報電子版には、「宮崎駿監督『日本政府、慰安婦問題を謝罪すべき』」と題するインタビュー記事が載った。

同紙は「過去の歴史を清算しないで言い逃れをする安倍政権に対しても『謝ることについてはしっかり認めて謝らなければならない。このような問題も解決できない人が憲法に触れるのは大きな問題』と皮肉った」など、安倍政権に対する批判を中心に報じている。

このように宮崎氏の政治的発言は、すでに本人の意図を超えて、日本や韓国のメディアに「政治利用」されている。その結果、特に宮崎アニメを信奉する若い世代や子供たちに「自虐史観」を植え付け、日本の将来を危うくしかねない。

その意味で、今回の宮崎氏の守護霊へのインタビューは、左翼メディアや中国、韓国の思惑に対する、日本の危機を救うための大きな反撃ともなるはずだ。

宮崎監督の過去世がインスピレーションの源泉?

7月26日、大川隆法総裁が宮崎駿監督の守護霊を招霊。ほどなくして、大川総裁の口を通じて、霊が語り始めた。

「守護霊」とは、本人の潜在意識の一部であり、過去世の中の一人でもある。実は、宮崎監督の「アニメ映画創作の秘密」に、この守護霊すなわち過去世の人物が大きく関わっているらしいことが、次第に分かってくる。

「(守護霊の私が)インスピレーション元だ」「まあ、易学というか、易経というかなあ、そういうものも関心があったことはあった」

と、宮崎氏が過去世で占いや仙術などを行っていたことを、ほのめかした。その過去世の人物像は、インタビューの中で徐々に明かされていく。

宮崎監督は、イメージボードを大量に描いて作品の構想を練り、脚本なしで絵コンテと同時進行で作品を制作していくという、きわめて独創的な手法で知られている。また、誰もいない制作現場に入るときも、「おはよう」と声をかけて入っていくのに不思議がったスタッフが問うと、「いま、ここにある存在に『おはよう』と言っている」と語ったエピソードもある。

これらのエピソードから、明らかに宮崎氏は、目に見えない存在からインスピレーションを受け、その受け取った世界観をアニメ映画に仕上げていることが分かる。その制作過程や、インスピレーションを送ってきているのは、どのような世界なのか?

「私の感じる霊界は、不思議なことがいっぱい起きる霊界」

幸福の科学出版では過去に6本のアニメ、2本の実写映画を製作し、いずれも国内外で高い評価を得ている。昨年秋公開されたアニメ映画「神秘の法」は、ジブリ作品とともにアカデミー賞アニメ部門にエントリーされ、今年4月には米国ヒューストン国際映画祭でスペシャル・ジュリーアワード(審査員特別賞)に選ばれている。

対話者が映画「神秘の法」について訊いてみると、宮崎氏の守護霊は、

「これは見解が分かれるところだなあ。君らの霊界は、実に整然としているよな。実に明晰、明快、論理的な霊界だよねえ。私の感じる霊界は、そんな感じじゃない。もっとこの世離れした、不思議なことがいっぱい起きる霊界なんだな」

と、幸福の科学が描くきわめて明るい、整然とした近代的な高級霊界や、きちんとした階層性や見取り図がある霊界世界と、自身が描く、おどろおどろしい妖怪や、不思議なファンタジーの世界との対比をしてみせた。

宮崎氏の守護霊は、美しい自然や森の精霊などに親和性があり、仏教やキリスト教などの世界宗教、高等宗教に対しては距離を置いている感じらしい。

霊界には、大きくは天国と地獄に分かれるが、天国にも「表側」の世界と「裏側」の世界がある。表側は、愛と調和、努力と進化を目指している人々の世界であり、裏側は、天狗や仙人、魔法使いや妖怪など、力を誇示し、自己顕示欲の強い人々が住む世界だ。宮崎氏の守護霊、すなわち宮崎氏の出自も、この「裏側」と呼ばれる霊界であることが、作品を観ても推測できるが、守護霊の霊言からも明らかになっていく。

「『コンクリートから人へ』には、共感できる」

話が政治や憲法に及ぶと、宮崎氏の守護霊は、民主党政権に対して愛着を持っていたことを明かした。

「まあ、(民主党は)反戦的であるし、『コンクリートから人へ』とか、共感できるものはあったねえ」

だが、憲法改正反対や、先の戦争で「アジア諸国に多大な迷惑をかけた」などと発言していることについて、対話者が突っ込んで質問すると、

「(当時の状況とか)そんなに詳しくは分からないよ」 と開き直り、 「日本は中国や韓国に対して軍隊が支配したように、多少は蹂躙されるんじゃないの?」 と、日本が中国や韓国を侵略したことを認め、今後日本が逆の立場になっても仕方がないと述べた。

守護霊のこれらの言葉から、宮崎氏が、自身の少年時代の戦争体験による単純な反戦思想と、左翼言論人たちの歴史観を鵜呑みにして、最近の政治的発言をしていることが明らかになった。

宮崎駿氏は政治的発言で晩節を汚さないように

宮崎氏は、確かに日本のアニメ映画を世界に広め、多くの子供たちに夢を見させたという功績はあるだろう。しかし、その名声をもとに、やや分を過ぎた政治的発言を繰り返すのは、左翼マスコミや外国から、反日攻撃の材料に上手に使われてしまいかねない。

宮崎氏がそのような手に乗って行けば、日本の青少年にさらなる「自虐史観」を刷り込み、日本が他国に侵略、占領されるという「悪夢」を現実化させる手助けをすることになってしまう。

本霊言を通じて、今回の宮崎氏の一連の政治的発言が、氏の晩節を汚すことになりかねないことを宮崎氏自身にも、そして宮崎アニメのファンにも知っていただきたい。

そして、宮崎アニメに描かれる、「裏側」の霊界がすべてではなく、霊界には明るく愛に満ちた「表側」の霊界が主流であることを、幸福の科学出版作品の映画を通じて知っていただきたい。それが日本人にとって、今後世界のリーダーとなっていくために必要な霊界知識、真理知識であるからだ。

今回の霊言では、宮崎駿氏の守護霊は、以下のような点についても、本人が語っていない興味深い話を語ってくれた。

  • 「風立ちぬ」が最後の作品になるというのは、本当か?
  • 「風立ちぬ」は5年前から構想し、今の政治状況を見通していた?
  • 軍事オタクだったのは、過去世が影響している?
  • 人間より動物のほうが価値が上にある?
  • 手塚治虫やディズニーをどう評価している?
  • 戦前・戦中の日本はファシズム国家だった?
  • 原発を廃止したほうがいい理由とは?
  • 日本は中国や韓国に蹂躙されても仕方がない?
  • 過去世でも今と似たような仕事をしていた?
  • 直前世は有名な日本の洋画家?
  • 多くの人に魔法をかける秘訣とは?

宮崎アニメのファンならば、その「創作の真相」を知りたいはず。守護霊が語る「秘密」を知ると、さらに映画を観る際に面白くなる。そして、宮崎氏自身の過去世の秘密も分かる。ぜひ、ご自分の目で、映像で確かめていただきたい。

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

本霊言は、幸福の科学の全国の支部・精舎・拠点で公開中です。

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