中国の代表的な株価指数である上海総合指数は25日、4年半ぶりに前日比5.8%という大きな下落幅を記録した。中央銀行である中国人民銀行の「金融市場の安定を維持する」という声明を受けて26日には落ち着いたものの、株価の下落傾向は続いている。

株価の下落の要因は、19日から20日にかけて短期金利が7%台から13%台まで急騰した影響があるとされるが、その背景には、政府の目が届かないところで金融取引を行っているシャドーバンキング(影の銀行)を締め上げるために、政府が金融を引き締めている状況があるという。

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