公開霊言抜粋レポート

A級戦犯・東條英機の霊が 全日本人にメッセージ

「300万の英霊を祀るのは日本人の義務である!」

「東條英機、『大東亜戦争の真実』を語る」

2013年5月10日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

安倍晋三首相が「憲法改正」を打ち出すや、中国や韓国は「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」など日本の戦争責任を蒸し返し、相変わらずの「日本悪玉論」を叫ぶ。だが、本当に日本は先の大戦で「悪」であったのか。戦争責任を取ってA級戦犯として死刑になった開戦時の首相、東條英機氏の霊は、今の日本の状態を見て、何を語るのか?

5月10日、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の公開霊言によって、東條氏の霊が現われ、戦後70年近くにわたり戦争犯罪人の汚名を着せられた無念と、現代日本人に向け血を吐くような思いでメッセージを送った。これは全日本人必読、必聴のメッセージである。

「国を想いて死んでいった若人を犯罪人呼ばわりされるは、ゆるすまじ」

すでに東條氏の霊は過去に一度、大川隆法総裁の「自動書記」という形で短いメッセージを送ってきたことがある(本誌2006年7月号掲載)。その前半部分をここに再録してみよう。

「今、靖国問題で我国が中国、韓国より恫喝されおる事態は、まことに残念なり。

我不徳により、国は亡びたるとも、戦友の鎮魂は子孫の義務なり。国のために尽くせし英霊をとむらわねば、彼ら浮かぶ瀬なし。

我たとい、永遠に地獄の底にて苦しむもよし。

数百万の人々の恨みによりて悪魔と称さるもよし。

されど国を想いて死んでいった若人を犯罪人呼ばわりされるは、断じてゆるすまじ。

大東亜共栄圏の理想は、我国の神々より降りたる使命なり。我もまた元、高天原の八百万の神の一柱なり。」(2006年4月27日夜7時44分)

当時は小泉純一郎首相が靖国参拝をすることに対し、中国、韓国が猛反発し、反日デモが相次いだ。東條氏の霊は、このような外圧に対し、国のために死んでいった若き日本人たちの霊を鎮魂するのは子孫の義務であることを、強く訴えた。そして、自らが日本の神々の一柱であることも明かしている。

昭和天皇は天国、東條英機は地獄、どこで分かれたのか?

今回の霊言を降ろすにあたって、大川総裁は冒頭、その趣旨を語った。

現在、安倍晋三首相が「村山談話」を踏襲するなど、歴史認識問題で中国、韓国などに押し込まれている日本の現状を見て、

「争点の一つとして、靖国参拝問題を契機とした問題がある」

「東條英機が、戦争責任の中心に存在し、靖国問題の中心にも存在するのであれば、彼を呼び、『当時の考え』のみならず、『現在の情勢をどう考えるか』『安倍政権の行動や、それに対する反対勢力、外国勢力等の諸条件を見て、どう思うか』等、いろいろな角度から訊いてみたい」

さらに、すでに霊査によって、「ヒトラーとムッソリーニは地獄に堕ちている」が、「昭和天皇は高天原に還っている」こと、「東條氏の霊は敗戦の責任を負って地獄にいる」ことが明らかになっていると述べた。その上で、戦争中の日本が本当に「悪」だったのかについても調べたいと説明した。

「私は元首として全責任を背負っている」

現われた東條氏の霊は、地獄にいるとは思えないほど、きわめて立派な態度で、整然と自説を語った。

「『負ければ、一切の言い訳はできない』ということで、私は、軍事法廷で裁かれ、敗戦責任を取らされて、A級戦犯となった。しかし、こんなものは、完全に国際法違反のことである。それを『正義』のように言われるのには問題がある」

そして、欧米には日本人や有色人種に対する根深い人種差別思想があったことを指摘し、日本は逆にアジアの植民地を欧米から解放しようとしていたことを強調した。

では、天皇の戦争責任については、東條氏自身はどう考えているのか?

「少なくとも、先の開戦時には、昭和天皇が「元首」でしたよ。しかし、終戦以後は、死刑になった私が『元首』です。戦争責任を全部取ったでしょう? 私が実際の『元首』ですよ」

「私は全責任を負ってますよ。日本人三百万人、それからアジアで死んだ、中国や東南アジアの人たち全員の恨みを、今、私は一身に背負ってますよ」

東條氏はこう述べて、天皇の代わりに自分が戦争の全責任を背負って地獄にいることを明かしたのだ。その上で、昭和天皇にも戦争責任があると明言した。今もって自分が全責任を負っている東條氏だからこそ言える言葉であろう。

そして、今の日本の改憲派の中に「天皇を元首とする」という動きがあることに対しても、はっきりと警鐘を鳴らした。

「『元首になる』ということは、『戦争をして負けた場合には、死刑になる責任を持っている』ということです。それが元首の条件です。それなくして、『責任は取らないが元首である』ということは、絶対に許すべきではないですよ」

「日本のために死んだ300万の英霊を祀るのは、日本人の義務」

東條氏の霊は、自分や英霊たちがきちんと成仏し天国に還るための「条件」について、このように語った。

「安倍氏が頑張って、韓国の言う『歴史認識』を押し切り、過去の日本で戦った人たち、明治維新や日清・日露戦争で戦った人たちと同じように我々を扱うようになってくれれば、きちんと高天原の世界に還れるんです」

日本人自身が英霊をきちんと祀り、彼らへの感謝と「名誉回復」を成し遂げることで、地獄から天国に上がれるというのだ。それとは逆に、「あの戦争は悪の戦争であり、日本軍は侵略、虐殺、暴行などをした悪の軍隊だった」という刷り込みや、「戦争で死んだ人々は犬死にだった」と多くの日本人が思っていることが、英霊たちが成仏できない理由であるという。

最後に東條氏の霊は男泣きしながら、全日本人に向けて、こう訴えた。

「従軍慰安婦と、南京大虐殺の話は、私は断固、認めない。日本軍人のモラルの高さは世界最高水準だった。これについては、私は、絶対に認めない!」

「私は永久に呪われても構わないが、日本のために戦って死んだ三百万の英霊を祀ることぐらい、義務ですよ!」

東條の霊の言葉を、日本人全員がかみしめ、問い直す時期が今、来ているのではないか。

「人間を手段とする国家」が、「人間を目的とする国家」に敗れた

ただし、戦前・戦中の日本を検証する上で、一点注意すべき点がある。

東條氏の霊はアメリカに対して、 「アメリカの歴史など奴隷の歴史」「日本のほうが平等という意味ではよっぽど先進国」 と、アメリカの人種差別が日本との戦争と戦後の裁判などに現われていることを、強く糾弾した。

もちろん、戦前・戦中の日本は悪魔の国ではなかったし、日本を悪い国だったと決めつける「自虐史観」は誤りだ。

しかし、戦前戦中の日本が国家神道の下で、国民の人命を軽んじて、「人間を手段とする国家」となったため、「人間を目的とする国家」である民主主義の国アメリカに敗れたという、歴史的事実もまた見逃せない。

その意味で、東條氏が地獄に堕ちた一因に、日本の政治指導者として「人間を手段とする思想」をもとに戦争を遂行したこともあったのではないかと推定される。

「人間を目的とする宗教」が今こそ世界に必要

この「人間を手段とする思想」はイスラム教にも存在し、それがイスラム過激派の自爆テロなどに現われている。また、戦前の国家神道に対する拒否反応が、今の日本人の「宗教嫌い」の根底にあることも事実だろう。

国家神道やイスラム教と比べて、幸福の科学は「人間を目的とする宗教」である。まず個人の幸福が前提であり、それを社会に、国家に、世界にと広げていくことを説いている。

民主主義を肯定する宗教が、今こそ世界には必要とされている。その意味でも、東條氏の霊言を検証して、「日本の誇りを取り戻す」とともに、単なる昔帰りではなく、未来志向の「新生日本」を築いていくことを、私たちは目指すべきだろう。

今回の霊言では、さらに次のような点についても、新たな真実が明らかになった。

  • 第二次大戦は日本は避けられなかったのか? 戦わなかったら、日本はどうなったか?
  • 開戦は、軍部の独走ではなかったのか?
  • 開戦を天皇が止めることはできたのか?
  • 日本が戦わなかったら、どうなったのか?
  • 緒戦の勝利から和平に持っていけなかったのか?
  • アメリカはなぜ日本に原爆を落としたのか?
  • 日本が「護憲」をするならば、アメリカに課すべき条件とは?

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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