2013年4月号記事

新連載

幸福実現党党首 矢内筆勝の必勝行脚録

矢内筆勝

(やない・ひっしょう)1961年生まれ。早稲田大学卒業後、朝日新聞記者を経て幸福の科学グループに入局し、広報局長、常務理事などを歴任。NPO 「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」や保守系市民団体の立ち上げにも関わってきた。

矢内筆勝の「言行録」はブログでご覧になれます。

http://yanai-hissho.hr-party.jp/

日教組、沖縄の左翼に物申す

1/26 佐賀市

日教組の全国大会と鉢合わせたので、街宣を願い出て、「日教組は日本のガン」と訴えました。

教員の労働組合である日教組は、学校を無責任体質に陥れてきました。子供の人生に責任を持つのが本来の教師なのに、「自分たちは労働者だ」と左翼思想を叫び、授業を休んで賃上げデモをしたりする。責任逃れのためにいじめも見て見ぬふりをする。あるいは「君たちはアジアの侵略者の子孫だ」と自虐的な歴史を教える。日教組はこうした問題をつくってきました。

戦後、宗教心を育む教育が排除された結果、「何が正しいのか」という善悪の判断を子供に教えず、「いじめは悪」と言い切れない先生が多くいます。それでは、いじめはなくなりません。何より子供が被害者なのですから、子供が自分にも日本にも誇りを持てる、正義ある教育現場を取り戻さなくてはなりません。

1/29 東京・永田町

「米軍基地は必要」と沖縄県民の87%が答えた、独自調査の結果などを紹介しながら、首相官邸前でオスプレイ賛成を訴える矢内氏。

1月28日に沖縄の全41市町村から首長など代表が上京し、オスプレイ反対デモを行いましたが、対抗して翌日に首相官邸前で行われたオスプレイ「賛成」集会に参加しました。

多くの人は「オスプレイ反対は沖縄の総意」と誤解しますが、それは嘘です。昨年9月の沖縄での反対デモに行きましたが、現地では労働組合や革マル派などの旗が踊り、共産党系の市民団体が仕切っていました。左翼の人々が行政やマスコミを巻き込んで行っている運動に、中国の工作も関わっているのが実情なのです。

翁長雄志・那覇市長など、多くの首長が反基地運動に積極的ですが、彼らは「沖縄・福建サミット」という友好事業で、習近平氏など現中国共産党幹部たちと長らく交流してきました。彼らの極端な反日思想を思えば、そうした付き合いの中で中国の工作にはまっていたとしても、おかしくないでしょう。

今の沖縄は侵略前のチベットと非常に似ています。チベットでは中国からの侵略ルートの自治体の首長が中国に懐柔され、国境警備隊の武器庫を爆破して侵攻を援助しました。

自県の尖閣諸島が取られそうなのに、防衛を危うくするデモ活動をする沖縄の首長さんは浅はかです。彼らは中国に侵略されたら県民がどれだけ酷い目に遭うかよく考え、本当の意味で県民の将来に責任を負うべきだと思います。日教組や沖縄の左翼の問題をはびこらせているのは、日本人が「正義とは何か」を考える善悪の判断を忘れてきたことが原因ではないでしょうか。今こそ間違っているものは間違っていると言わなければ、この国の未来が危うくなります。