2013年2月号記事

山口敏太郎 のエックス-リポート

No. 008

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を 合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『現代日本のテレビでは放送できない話』(彩図社)、『山口敏太郎の都市伝説 あなたの知らない世界』 (河出書房新社)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

2010年12月、ケープカナベラル空軍基地で、ドラゴン宇宙船が初めて打ち上げられた。貨物はチーズだった。

奇しくも先月号で指摘した、火星はすでに人類が住める環境ではないかという論点に、回答するかのような情報が公開された。

アメリカのベンチャー企業が火星への移住プロジェクトを検討しているというのだ。

火星への移住と言えば、火星には空気と水もあり、それどころか生命もいるという設定で制作された、イギリスのエイプリルフール企画「第3の選択」というテレビ番組を彷彿とさせるが、現実に人類火星移住計画が進んでいる。

それを担うのが、宇宙関連ベンチャーのスペースX社である。