2013年1月号記事

日本の家電メーカーが経営難にある。シャープは4~9月期の連結決算で、3875億円の赤字を計上。パナソニックも同じ時期に6851億円の赤字だった。経営体質や製品力など原因はいくつも考えられるが、その一つが円高である。デフレ退治という本来なすべき仕事をしない日銀の金融政策が、不当な円高を招き、中韓を利している。