イギリスでは神を信じる人より宇宙人の存在を信じる人の方が多いことが、同国の調査会社「オピニオン・マターズ」の調査でわかった。米ニュースサイト「ハフィントンポスト」が伝えている。

調査では、「宇宙人の地球への飛来を信じるか」「宇宙人か神のどちらを信じるか」など、様々な質問をして統計をとったところ次のような結果が得られた。

  • 52%が「UFOは存在するが、政府の安定を揺るがす恐れがあるため、その情報が隠ぺいされている」と考えている。
  • 44%が神を信じている。
  • 10人に1人はUFOを見たと主張している。
  • UFOを見たと主張する人の数は、女性より男性の方が25パーセント上回っている。
  • 20%が「UFOは地球に到着したことがある」と信じている。
  • 500万人以上のイギリス人が「アポロの月面への着陸はねつ造だ」と考えている。

これらの割合を人口に換算すると、「イギリスでは3300万人が宇宙人を信じているのに対し、神を信じる人は2700万人」になるという。

この調査結果に対し、ある英国国教会の司祭の1人は、国民が教会離れしていることをあげ、「UFOを信じることと、伝統的な宗教を信じなくなることに何か相関関係があるのかもしれない」と言っている。

伝統的な宗教には、宇宙人に関する教義はない。多くのキリスト教信者は、UFOが多数飛来する地球の新局面に戸惑い、信仰の対象を神から宇宙人にシフトしてしまうのかもしれない。

幸福の科学の大川隆法総裁は著書『不滅の法』の中でこう述べている。「『宇宙には、神に対する信仰心を持った人たちが数多く存在している』ということを述べておきます。宇宙人は、やがて実在化して地球人の前に姿を現し、地球人に交流を求めてくるでしょう。そのときは迫っています。そのときのために私は教えを説いているのです」

つまり、神への信仰と宇宙人の存在を受け入れることは両立可能であり、どちらか一方を選ぶというものではないということだ。遭遇は間近かもしれない。だからこそ、信仰心を持ちつつ宇宙人との交流を可能にできる、すべてを包括した地球レベルの宗教が必要なのだ。(純)

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