野田政権は、消費税増税に向けて突き進もうとしている。だが、そんな日本経済に大きなダメージを与える愚策に、「NO !」の声を上げる人々も多い。

3月31日、増税に反対する団体でつくる「増税が国を滅ぼす! 国民集会」(実行委員長:内山優・日本税制改革協議会会長)が、東京・日比谷で行われた。

当日は激しい風と雨が吹き荒れる中、約3000人(主催者発表)の市民が参加し、「不況下での増税は許さない!」などと声をあげた。

当日の様子は、協賛団体として参加した幸福実現党が公開している。

(提供:幸福実現党)

「増税反対」というテーマで、これだけの市民が結集することは稀なことだが、主催者及び協賛団体による事前のプレスリリースもむなしく、本誌以外は、マスコミ報道は一切なかった。

(提供:幸福実現党)

集会後、参加者は日比谷公園から霞ヶ関の財務省前を通過し、新橋や銀座付近をデモ行進。大規模なデモ行進に、通行人も足を止める場面が多く見られた。

普段は大人しいと言われる日本国民が、暴風雨の中3000人も集まったということは、国民の怒りが限界に達している現れではないか。

この事実を、野田政権や財務省、そしてマスコミは真剣に受け止めなければならない。