「特別会計」にメスを入れた事業仕分け第3弾(2010/10/ 27)

2011年10月号記事

事業仕分けで廃止が判定されていた「スーパー堤防」が一転、継続となった。

国土交通省の有識者会議「高規格堤防の見直しに関する検討会」が11日にまとめた提言では、甚大な被害が予想される地域に絞って、堤防の整備を継続し、来年度予算の概算要求に盛り込むとしている。

完成までに400年かかることもあって「スーパー無駄遣い」などと批判されてきた事業だが、3月の東日本大震災を受けて、その必要性が改めて見直された形だ。