今年5月16日に、ロシアのハバロフスク上空にUFOが出現し、ロシア軍がミサイルを発射し攻撃したというレポートをロシアのテレビが報道した。

これによると、多数のハバロフスク市民がUFOを目撃。UFOは直径200メートル以上で旅客機よりも大きく、発光しており、回転しながら降りて来たという。

UFOは軍のレーダーには映らなかったが、近くの基地からも目撃され、ロシア軍は敵対国の飛行物体と認識し、複数の地対空ミサイルを発射。しかし、UFOはそのとたんに向きを変えて上空へと急上昇し、姿を消した。

この間2時間の長時間に及び、市民らが携帯電話のカメラなどで録画したが、再生しても見ることができない記録状態だったと、目撃した少年は語っている。

ロシア政府当局者はこの“事件”について、「UFOではなく、流星か大気現象」などと説明。しかしハバロフスク市民は政府の発表を受け入れていないという。

いきなりUFOにミサイル攻撃をするというのも珍しいが、ある意味で国家の危機に対する正しい軍事的対処と言っていいかもしれない。

問題は、宇宙人にも、人類と共存できる「善なる宇宙人」と、共存が難しい「悪質宇宙人」がいるであろうということ。さまざまなSF映画などで描かれている通りだ。その意味でロシア軍の対応だけでは不十分で、宇宙人についての突っ込んだ研究が要る。

果たして、日本にUFOが出現した場合、自衛隊や政府中枢はどう対処するだろうか。今のままなら、幕末の黒船来航時の江戸幕府のように右往左往するだけだろう。今からシミュレーションをしておく必要がある。(織)

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