2025年11月号記事

スマホを置いて、本を読もう。

Lifestyle Innovation Interview

書店の役割は「良書と読者を出会わせること」

有隣堂 代表取締役社長

松信 健太郎

(まつのぶ・けんたろう) 1972年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2007年有隣堂に入社。12年取締役、19年取締役副社長に就任し、20年より現職。新しい業態への挑戦を続ける(コラム参照)。

出版業界は大変厳しい状況にあります。世の中全体がデジタル化して、なかなか紙の本を読んでもらえない。1カ月に本を1冊も読まない人が6割という時代です。

そうした中で、3千冊以上の書籍を書かれている幸福の科学の大川隆法総裁は、稀有と言うか、唯一の存在です。書店として感謝申し上げたいし、内容に関しても「読書の大切さ」「本の大切さ」をここまで真摯に説いてくださる方は、そういないと思います。