2025年11月号記事
HSU 神様の学問
入門編
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の教師陣があるべき学問の姿について語る新シリーズ
第16回
カント哲学の功罪
─理性を超えて悟性の時代へ─

伊藤 淳
(いとう・じゅん)1962年生まれ。2001年東洋大学大学院博士課程修了。博士(文学)。著述家。著書に『言葉は、なぜ現実を変える力があるのか』(きこ書房)がある。現在、幸福の科学世田谷支部職員兼ハッピー・サイエンス・ユニバーシティプロフェッサー。
近現代の学問の流れに影響を与えたドイツの哲学者イマヌエル・カント。彼の思想の功績について、主なものを三つ挙げましょう。
第一に近現代人にも納得できる普遍的な道徳基準を樹立したこと、具体的には、「そのルールを万人に適用しても大丈夫であるか」というものです。一見分かりにくい宗教の教義の是非であっても、この基準を使えば一目瞭然です。例えば、イスラム諸国では、女性の人権を著しく制限する法がありますが、それを世界に広めたら人類は封建時代に逆戻りしてしまいます。
Book

![HSU 神様の学問 [第16回] - カント哲学の功罪 ─理性を超えて悟性の時代へ─ HSU 神様の学問 [第16回] - カント哲学の功罪 ─理性を超えて悟性の時代へ─](https://media.the-liberty.com/images/20251006/5b3211ec-91f5-4d51-be8.2e16d0ba.fill-660x370.format-jpeg.jpg)






![HSU 神様の学問 [第12回] - 知られざる空海 HSU 神様の学問 [第12回] - 知られざる空海](https://media.the-liberty.com/images/20250602/d9664e02-2486-4ebf-855c.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)

![HSU 神様の学問 [第10回] - アレントの政治哲学が説く「自由の創設」の真意 HSU 神様の学問 [第10回] - アレントの政治哲学が説く「自由の創設」の真意](https://media.the-liberty.com/images/20250402/bbd5095d-36f3-4ede-8146.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)

![真理の舞台になった歴史 [第22回] - 「自助論」と「高貴なる義務」で発展したイギリス 真理の舞台になった歴史 [第22回] - 「自助論」と「高貴なる義務」で発展したイギリス](https://media.the-liberty.com/images/20230729/b4a58f1b-27d5-4bda-94e9.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)











