2025年5月号記事
アルゼンチンが熱い!
イーロン・マスクの先を行く
ミレイ大統領になぜ世界は注目しているのか
これまでハイパーインフレなど、苦境に喘いできたアルゼンチン。
そこに彗星のごとく現れた自由主義の大統領、ハビエル・ミレイ氏。
すでに世界は同氏とその自由主義改革に熱い視線を送っている。この大統領は果たして何者なのか──。
"My contempt for the state is infinite.?「私は限りなく国家を侮蔑している」とでも訳するのが妥当だろうか。
驚くべきは、この発言が一国の大統領によってなされたということである。
その人物こそアルゼンチンの現大統領、ハビエル・ミレイ氏である。
同氏は2023年12月より同国の大統領を務める。日本で報道されることはあまりないため、そもそもこの人物を知らない読者も多いだろう。
だが先述の発言からも推して知るべし。同氏の発言は大胆にして率直。この発言は国際的な経済誌・英エコノミスト誌のインタビューに対して昨年11月に行ったものである。
同氏はこの発言とともにエコノミスト誌の表紙を飾った。
だが、国家元首である大統領職と、国家を軽蔑するその発言内容はあまりにかけ離れており、戸惑いを感じる読者も多いのではないだろうか。
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
筋金入りの自由主義者の大統領が誕生
大統領権限の行使で異常な速度の改革と成果を実現
ミレイ大統領 躍進の秘密/『ミレイと自由主義革命』著者 マルセロ・ドゥクロス氏インタビュー