波乱の総選挙を経て、決して順風満帆な船出とは言えないが、石破茂政権が始動する。同氏に"ブレない反骨精神"を期待する有権者もいたが、今や、あまりの言動の変節に、軸の無さを見る国民は多い。

特に保守派の間ではかねてより、「石破氏の"国防通"の顔の裏に、中国に対しても極めて弱腰な本性がある」と警戒する声もあった。

この政権で本当に「日本を守る」ことができるのか──。結論の見えにくい独特な"石破論法"の奥にある本心に今、多くのメディアやジャーナリストが目を凝らしている。

今から12年前の2012年、大川隆法・幸福の科学総裁は、「もう時間の問題で、総理大臣になる可能性の高い方」「その考え方や見識を国民にお見せしておくことは、公益性の高い仕事」として、石破氏の守護霊霊言を行っている。

そこで浮かび上がってきたのは、一部保守派の懸念を上回る、想像を超えた弱腰な本心だった。

【特集】石破首相と亡国の足音?

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【石破首相のホンネ──国防】「日本が中国に取られても仕方がない」

  • 首相就任後、早くも逃げ腰の本性が現れる
  • 角栄流日中友好が政治家のスタートで、台湾有事にも極めて歯切れが悪いが……
  • 「日本はウイグルのようになる」「出動命令だけは出しますから。あとは……」「台湾を守る気はハナからない」
  • 過去にもあった自分だけ白旗を上げるケース

【石破首相のホンネ──歴史】「日本は『ナチスに近い』と言われたってしょうがない

  • 渡部昇一氏は石破氏の発言を「国賊行為」と断罪
  • 親中派だった福田康夫氏に「極めて近い」
  • 「中国が怒るには根拠はある」「自虐史観を持ってるように見せないと即、罷免される」「秀吉の時代に女性を"調達"しまくった」
  • 先の大戦は植民地を解放した聖戦でもあった

そもそもトランプ氏と同盟が組めるのか?

  • トランプ氏と真逆の対中・対露政策
  • 有事が起きたらアメリカに全託
  • トランプ氏と石破氏は性格的に合わない?

【石破首相のホンネ──経済】「経済がさっぱり分からない」向かう先は増税路線

  • 実は"社会主義"に引っ張られているのでは
  • 財務省は消費増税の好機とほくそ笑む?
  • 地方創生相時代の"実績"文化庁移転は何だったのか?

「原発ゼロ」への未練で電力危機と戦えない

  • 3年前にも原発ゼロ論を明言
  • 先の大戦の"暴走"を原発政策に重ねる

自民党幕府の最期が近づいている

  • "政策通"に見せても哲学がない
  • 石破政権は自民党の限界を経験する期間
  • 2009年時点で自民党は終わっていた

【特集】いまだ完成せず 対中包囲網を妨げるもの

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欧州は米軍のアジア重視を嫌がる

  • 欧州が包囲網の形成を事実上妨害
  • 自立を嫌がりトランプ氏を批判

アメリカ・ファーストの真意は、アジア・ファーストである

  • 欧州の本音は台湾有事の中立
  • 米政治家の人気取りでNATOは拡大

ロシアとインドを巻き込めない対中包囲網は機能しない──元陸上自衛隊・小平学校副校長 矢野義昭

  • なぜ中露分断が必要なのか
  • 男児刺殺事件でチャイナリスクが顕在化した

日本も親中派を駆逐できるか

  • トランプ氏と安倍首相の対中強硬路線は似て非なるもの

本誌では他にも、以下のような記事を掲載している。

ウルトラ経済音痴にして共産主義者のカマラ・ハリス

  • 「平等」の約束は権力掌握のための口実に過ぎなかった 共産主義の教訓を忘れてはならない──経済学者 ギア・ジャンディーリ
  • ハリスvs.トランプは共産主義vs.資本主義の闘い──経済学者 鈴木真実哉

建設業・運送業の「2024 年問題」 働かないことを奨励する社会はどこかおかしい

大谷翔平とイチロー 日本発の「天才」の比較

【ニッポンの新常識・軍事学入門】自衛官不足では、国は守れない──エルドリッヂ研究所代表 ロバート・D・エルドリッヂ

【地域シリーズ 北陸】「阿弥陀仏信仰」の愛の教えから、真の繁栄へ

【地域シリーズ 三重・岐阜】三重テレビ、ぎふチャンで放送 「地球を包む愛」がいま、なぜ求められるのか

【宇宙人最深ファイル】地球に来て退化した宇宙人 進化に不可欠な「信仰心」

【大川隆法・未来への羅針盤】「あの世はない」と証明できた人はいまだ一人もいない(前編)