2023年11月号記事
映画『二十歳に還りたい。』公開記念
あの偉人の「青春」に学ぶ
映画『二十歳に還りたい。』の公開を記念し、偉人たちが若き日に抱いた夢、そして努力の姿に迫った。
9月29日公開の映画『二十歳に還りたい。』は、一代で大企業を築いたものの、家族運には恵まれず孤独な晩年を送る元経営者が、現代に生きながら二十歳に還るという物語だ。
「今度こそ悔いのない人生を生きる」と決意し、青春時代をもう一回やり直すとしたら、どう生きるかを模索していく。その主人公の姿に、「無償の愛とは何か」を考えさせられることだろう。
「青春」に潜む無限の可能性
この映画は大川隆法・幸福の科学総裁が、とある映画を観ている時に、「いいなあ。自分も二十歳に還りたい!」と語ったことがきっかけで誕生した。
「『このあたりの年齢をもう一回やり直すとしたら、こんなふうに生きてみたい』というような映画をつくれないかと想像していると、気が若くなってくるところはあります」(『老いて朽ちず』)
もし、二十歳に還れるなら、どんな人生を選ぶか──そう自分に問いかけた時に、新しい生き方が見えてくる。
白紙の眼で自分の人生を見つめ直せば、新たな可能性が見つかる。惰性に流されず、「常に新しいものの刺激を求めること」によって、人は何度でも青春を送れる。仮に定年を迎えても、まだまだ終わりではない。
例えば、明治・大正・昭和という激動の時代を生き、日本の電力事業の礎を築いた松永安左エ門は、一度は引退したものの、第二次大戦後に70代で現役に返り咲いた。まるで20代に還ったかのような活力で歴史に残る大仕事を成し遂げたのだ。
そこで、この記事では、映画の公開を記念し、「青春」という切り口から、さまざまな偉人たちの姿を紹介してみたい。
『二十歳に還りたい。』
- 【製作総指揮・原作】
- 大川隆法
- 【キャスト】
- 田中宏明 三浦理香子 永嶋柊吾 伊良子未來 上杉祥三 津嘉山正種
- 【スタッフ】
- 監督/赤羽博
- 【製作等】
- 製作/幸福の科学出版 製作協力/ARI Production ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム - 【配給等】
- 配給/日活 配給協力/東京テアトル
公式サイト https://hs-movies.jp/hatachi-kaeritai/
©2023 IRH Press
Story
一代で大企業を築き上げ、世間から「経営の神様」として尊敬されていた寺沢一徳は、引退後、高齢者施設で孤独な日々を送っていた。唯一の慰めは、施設を訪れる学生ボランティアの山根明香。晩秋の夕暮れ、明香と散歩していた一徳は、自らの過去を打ち明ける。社会的な成功の影で家族運に恵まれなかった人生。彼の話に深い悲しみを覚えた明香は、夕日に向かい、神様に彼の願いを一つだけ叶えて欲しいと祈る。そんな彼女も失恋の痛みを心に秘めていることを知っていた一徳。彼女のために、何かできれば。もう一度、二十歳に還りたい─。そう願った瞬間、一徳は見知らぬ大学のキャンパスで二十歳の青年となっていた。これは現実なのか? 一徳は、今度こそ悔いのない一生を送ろうと、夢のような「第二の人生」を歩みはじめる。
Music
Guidebook
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